日本の医療レベルは、中国に比べてどれほど優れているのか―中国メディア

Record China    2018年8月26日(日) 5時30分

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24日、鳳凰網は、日本の医療レベルが中国に比べてどれほど優れているかについて論じた文章を掲載した。

2018年8月24日、鳳凰網は、日本の医療レベルが中国に比べてどれほど優れているかについて論じた文章を掲載した。

文章は、日本の医療が優れている大きな要因として4つ挙げて説明している。1つ目は、整った医療体制だ。「いわば欧米折衷の体制であり、公共医療を実施すると同時に、パーソナライズされた医療も提供している。その支えになっているのは、医療サービスを民間が提供し、医療費を行政が担保するというしくみだ。日本の医療機関は国立、公立、私立に分かれ、国公立を含む大きな病院が専門医療を提供する一方、風邪などの小さな病気の診察はコミュニティーにある個人開業のクリニックが担うという分業制が特徴だ」と紹介している。

2つ目は公平かつ合理的な医療費制度を挙げ、国による高齢者医療制度に加え、自治体ごとに児童の医療費減免制度も導入されていると説明。さらに、診療と薬の分離、薬価制度の厳格な実施により過剰な医療費を支払わずに済む制度が整っているとした。3つ目には、充実した国民皆保険制度を挙げている。

そして最後の4つ目は、良質で親切な医療サービスとした。なかでも「素晴らしい制度」として、医師が手術後も積極的に患者の病状を追跡し、定期的な検査や観察を実施する追跡制度の存在について言及している。

記事は「これらの点から、日本の医療レベルが長期にわたって世界一を保っている理由は、充実した医療制度、医療スタッフの人道主義に基づく配慮、職人と同じようにより良いものを追求する精神にある。それ故、大病を患った時に隣国である日本の病院で治療を受けるということが、中国人の選択肢の1つになりうるのだ」と総括した。(翻訳・編集/川尻

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