「2020年までに発展する都市」に、北京・上海がランクイン―英PwC社調査

Record China    2007年3月9日(金) 5時58分

拡大

税理士法人プライスウォーターハウスクーパース社の調査により、「世界三大富裕都市」は1位東京、2位ニューヨーク、3位ロンドンと発表された。また、2020年までに発展する都市ベスト30の上位に、北京・上海がランクインした。

(1 / 2 枚)

2007年3月8日、大手会計事務所プライスウォーターハウスクーパース社イギリス事務所が、「世界三大富裕都市」の調査結果を発表、「1位東京、2位ニューヨーク、3位ロンドン」と報告した。中国特別行政区の香港は14位にランクインしている。

その他の写真

この調査は、世界の100都市の、人口・平均収入・国内総生産(GDP)を分析、その結果に基づき順位が決定された。GDP・購買力平価(PPP)は世界第6位のロンドンだが、昨年の株式市場の高騰を受け、大量の資金が不動産および高級消費品市場へと流入。金融業の勢いにより、今回三大都市へランクインしたと見られている。また、2020年にはロンドンの購買力平価は、パリとシカゴを抜いて世界第4位になる、という予想も出ている。こういった分析から、ロンドンの経済発展は他の都市以上に速度が速い、と結論付けられた。

プライスウォーターハウスクーパース社経済部主管は、「今後最も成功する都市は、知識産業、金融サービスの分野で優位性を持つ都市だ。中国などの発展途上国の都市が、上位にくることは難しいだろう」とコメント。だがその一方で、「2020年までに成長する都市の上位30位」は発展途上国の都市で占められており、北京・上海・ムンバイ・イスタンブールが上位をつけた。 (翻訳・高口康太/編集・饒波貴子)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携