日本の「一軍」と戦っても、中国は金メダルを取れるのか―中国メディア

Record China    2018年8月23日(木) 16時10分

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22日、中国新聞社は、ジャカルタ・アジア大会の体操男子団体で中国が日本を抑えて金メダルを獲得したことについて「中国は日本の一軍にも勝てるだろうか」とする記事を掲載した。写真は体操中国代表。

2018年8月22日、中国新聞社は、ジャカルタ・アジア大会の体操男子団体で中国が日本を抑えて金メダルを獲得したことについて「中国は日本の一軍にも勝てるだろうか」とする記事を掲載した。

22日に行われた体操男子団体で中国は日本に12.40点の大差をつけて優勝し、前回の仁川大会で1974年の初参加以降続いていた連覇を止められた日本に雪辱を果たした。

しかし、今大会に出場した日本代表は二軍の布陣であったのに対し、中国は現状のベストメンバーで臨んだことを考えなければならない。同日の1種目だったゆか運動では日本に1.1点の差を付けられ、つり輪でもわずか0.4点のリードにとどまったほか、安定した着地を見せた日本に対し、中国のメンバーはぐらつきが目立った。

中国体操チームの葉振南(イエ・ジェンナン)団長は「今回収穫とともに多くの課題も見つかった。不得意種目のブラッシュアップが必要であるとともに、選手のメンタルも鍛えなければならない。国際大会に数多く参加して、リード時にどう戦うか、劣勢でどう追い掛けるか、この辺も強くしていかなければ」と語っている。

また、「難易度では日本をリードさえしているが、動作の質や安定性に課題が残る。今大会は単に金メダルの数を稼ぐのではなく、東京五輪を見据えてオールラウンド選手を育てることに着目している。今日の試合ではリードする中で何度を落とさずチャレンジし、選手も成功させた。いい経験になったと思う」とした。

10月に行われる世界選手権では日中双方の「一軍選手」がぶつかりあうことが予想される。葉団長は「選手たちが少しずつ成熟へと向かうと信じている。世界選手権は勝つかもしれないし、負けるかもしれない。しかし最終的な目標はあくまでも東京五輪で日本に勝つことだ」と語った。(翻訳・編集/川尻

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