韓国最強の潜水艦の進水式が延期、当局が発表した情報を削除―韓国メディア

Record China    2018年8月24日(金) 0時40分

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22日、環球時報は、「韓国最強の潜水艦の進水式が延期」と題する記事を掲載した。資料写真。

2018年8月22日、環球時報は、「韓国最強の潜水艦の進水式が延期」と題する記事を掲載した。

記事は、韓国紙・朝鮮日報の21日付報道を引用。青瓦台(大統領府)、国防部、防衛事業庁などはもともと8月29日に進水式を実施する計画で、同庁は7月17日に公式サイトで情報を公開していた。しかし公開から数時間のうちに情報は削除され、韓国政府は進水式を9月12日に行うことを再決定するも、再び計画が変更され、具体的な進水式の日程が出ていない状況だという。

同庁の関係者は「現状では9月中旬以降に行われる可能性が高い」としており、9月9日の北朝鮮建国70周年記念日、さらにその後平壌で開かれる予定の南北首脳会談を配慮した日程変更との見方が出ている。しかし同庁関係者は「そのような問題は存在しない。あくまで大統領のスケジュール上の問題」とコメントしている。

進水が予定されているのは韓国国産の3000トン級潜水艦1号艦の「島山・安昌浩」で、弾道ミサイルを発射可能な垂直発射管6基を搭載。韓国軍は2023年までに同クラスの潜水艇3隻を、25年までに垂直発射管10基を搭載する3000トン級潜水艦3隻を就役させる予定で、実現すれば同国軍の水中作戦能力は大々的に高まるという。

ニューシスの21日付報道によると、韓国国産の3000トン級潜水艦は「張保皐(チャン・ボゴ)―III」級潜水艦と称されており、韓国軍は20年より9隻の建造を計画し、現在の209級潜水艦を置き換えるという。(翻訳・編集/川尻

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