＜日中経済・新事情＞

関連用語：インアゴーラ、豌豆公主、古川雄輝、新都ホールディングス、山東拉峰服装

●対中ECのインアゴーラ、3周年キャンペーンで中国人女子に人気の俳優・古川雄輝さんを登用

日本商品特化型越境ECアプリ「豌豆公主（ワンドウ）」を運営するインアゴーラは22日、同アプリ3周年記念キャンペーン「828大捉（ダツウ）」のアンバサダーに、中国人女子に人気の古川雄輝さんが就任したと発表した。古川さん出演の動画CMを22日から「豌豆」とWeibo、WeChatなどの中国SNS、屋外広告で放映する。ワンドウは日本商品に特化した中国向け越境ECで、開始から3年で400万ダウンロードを超えたという。

●新都HDが山東拉峰服装と提携、ICチップ内蔵で健康管理可能なウエアの日本市場投入も

カジュアルウエアを扱う新都ホールディングスは22日、山東拉峰服装（山東省煙台市）と業務提携契約を同日付で締結したと発表した。山東拉峰はボトムアイテムを主体とするカジュアルウエアの縫製・販売事業を手掛け、近年は採寸データの自動測定伝送によるパターンオーダーシステムを開発して事業化した。また、ICチップを取り付けた製品で消費者自らが体調管理・健康促進を行うことができる事業の実現を目指している。新都HDは拉峰服装が開発したパターンオーダーシステムを10月に導入。ICチップによる体調管理・健康促進システムも導入する予定。（翻訳・編集/如月隼人）