台湾の政党が新たな慰安婦像を設置、警官ともみ合いに―台湾

Record China    2018年8月28日(火) 13時50分

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27日、環球網は、中台統一を主張する台湾のミニ政党・新党の台北市議選立候補者3人が、台南市の慰安婦像設置への日本政府の関与に対する抗議行動を起こしたと報じた。写真は台南の慰安婦像。

2018年8月27日、環球網は、中台統一を主張する台湾のミニ政党・新党の台北市議選立候補者3人が、台南市の慰安婦像設置への日本政府の関与に対する抗議行動を起こしたと報じた。

台湾・聯合報の27日付報道によると、3人は27日午前に日台交流協会台北事務所の向かいに慰安婦像を設置。台南での慰安婦像設置に日本政府が干渉したことへの抗議とし、今後、台北市長選の立候補者3人を現場に呼んで元慰安婦に献花させるとともに、慰安婦像設置を支持するかどうか意思表示させる考えを示したという。

活動を行った新党のメンバーは「民進党は媚日政府で、駐日代表は売国奴だ」「韓国政府は台湾の元慰安婦を政府主催の宴会に招いたのに、台湾当局は日本からの謝罪すら取り付けようとしない。日本人の代わりに物を言う売国奴は退陣すべきだ」と語っているという。

記事によると、現場での活動は直後に警察官に阻止され、双方がもみ合う形になったという。3人は結局、慰安婦像を日台交流協会事務所の向かいに停車していた街宣車に乗せて活動を続けたとのことだ。

今月15日、台湾で初となる慰安婦像が台南市に設置され、馬英九(マー・インジウ)元総統が除幕式に出席した。これに対し、謝長廷(シエ・チャンティン)駐日代表は22日に「国民党が日台間の対立をあおり立てており、慰安婦像の設置は野党による日台関係の破壊行為だ」とする声明を発表していた。(翻訳・編集/川尻

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