李大統領の竹島訪問に韓国世論は賛否両論、「サッカー3位決定戦への影響」も懸念―中国メディア

Record China    2012年8月10日(金) 19時38分

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10日、韓国の李明博大統領が竹島を視察、日本政府の反発と抗議を招いている。資料写真。

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2012年8月10日、韓国の李明博(イ・ミョンバク)大統領が竹島(韓国名・独島)を視察、日本政府の反発と抗議を招いている。環球時報(電子版)が伝えた。

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これに対し、韓国国内は賛否両論だ。韓国紙・朝鮮日報は李大統領の視察を「李明博政府は韓国固有の領土を守るため、日本側に強力なメッセージを発した」と高く評価。一方、韓国世論は「せっかく韓国が実効支配しているのに、大統領の訪問で『国際紛争地』とみなされる恐れもある」との懸念も示している。

韓国の国際問題専門家からは「大統領の視察は正当な主権行使で当然の行為」「韓国政府は実効支配をさらに強めるべき」との声が上がっている。その一方で、「日本の紛争地化戦略のワナに巻き込まれるのでは」「日韓関係が急速に冷え込むことは確か」との指摘もある。

このほか、韓国のネットユーザーたちは李大統領の視察を支持する一方で、「単なる支持率稼ぎ」と冷ややかな声も。また、ロンドン五輪男子サッカーで日本との銅メダル争いを控える中、「良い試合になることを期待していたが、その期待も政治的暗雲にかき消されてしまった」と残念がる声も聞かれた。(翻訳・編集/NN)

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