拡大
某プラットフォームがこのほど、22歳から44歳の独身社会人の仕事ライフの現状を巡るサンプリング調査を実施し、「2018年職場独身者生活状態報告」として取りまとめた。
某プラットフォームがこのほど、22歳から44歳の独身社会人の仕事ライフの現状を巡るサンプリング調査を実施し、「2018年職場独身者生活状態報告」として取りまとめた。報告によると、職場における独身者の男女比は、男性の方が高く50.2%を占めた。年齢別では22歳から25歳の独身者が最多で、独身者全体の29.4%を占めた。職種別では、独身者の職種トップ3は、順に、事務職、インターネット、デザインだった。広州日報が報じた。
報告の概要は次の通り。
独身者の職種トップ3は事務職、インターネット、デザインで、このうち、人事・事務・総務関連業務は13%、コンピュータ・インターネット・通信は12.5%、アート・デザイン・クリエイティブ関連が7.6%をそれぞれ占めた。これは、インターネット業界という特殊性、業務量、業務内容によって直接決定づけられている残業や不規則な休憩時間などがいずれも、独身者の割合を高くしている間接的な原因となっている。また、専門技術職は、独身者が従事する職種のトップとなっており、全体の16.1%を占め、経理関連職種の2倍、教育関連職種の3倍に上った。
〇独身者の3割が親と同居
性別、学歴、業界別にみると、IT男性、事務職女性、そして高学歴が、職場における「典型的な独身者タイプ」となっている。コンピュータ・インターネット・通信は、全業界のうち、独身男性が最も多い業界で、17.4%を占めた。独身女性は、人事・事務職・総務関連業務が最も多く17.1%だった。他の業界と比べると、インターネット業界は、長時間にわたりコンピュータに向かい合い、機械と接している時間が長い。これはつまり他人と交流する時間が短くなることを意味しており、こうした環境からIT男性に「オタク」的性格が育まれ、すすんで独身を選択するような人も出てくる。
各業界・業種のうち、高学歴の独身者の割合も高い。特に、インターネット、金融、建築業界にこの傾向が目立っており、独身者のうち、大学院卒のエンジニアの割合が最も高く、20.9%に達した。
データによると、5割以上の独身者が一人暮らしをしており、わずか3割が親と同居している。そして職場における独身者のうち、親と同居している割合は女性が男性を上回っていた。
〇一番気になるのは未来のパートナーの性格
独身者の給与が最も高い三大業界および平均給与は、金融/銀行/証券/投資の1万3688元(1元は約16.1円)、建築の1万1714元、コンピュータ/インターネット/通信の1万1120元だった。未来のパートナーについて、「相手の収入に関心がある」と答えた独身者は23%に上り、このうち、生活費の最高範囲が「3千元~5千元」で35.6%を占めた。全体的には、職場における独身者たちが未来のパートナーについて最も関心を抱いているのは、「性格」で、「三観(世界観・価値観・人生観)」と「生活習慣」がこれに続いた。
職場における独身女性のうち、「配偶者または恋人が同業者であっても構わない」と答えた人は50.2%に上り、男性ではこの割合は38.8%だった。独身である主な原因について、「自分に合った相手が見つからない」が43.7%、「性格的な原因による」が42.9%をそれぞれ占めた。また、職場における独身男性と女性では、相手の仕事をめぐる条件が、かなり異なっている。独身男性は、「相手の女性は、仕事による拘束時間がそれほど多くなく、ポスト・報酬・会社のレベルが自分とそれほど差がないこと」を望んでいた。(編集KM)
「人民網日本語版」2018年8月21日
この記事のコメントを見る