中国競泳スターの孫楊が国旗で自身をぐるぐる巻きにした事情とは

Record China    2018年8月21日(火) 19時20分

拡大

21日、中国紙・新京報は、中国競泳スターの孫楊について「国旗を個人的な利益のために使用すべきでない」と批判した。

2018年8月21日、中国紙・新京報は、ジャカルタ・アジア大会の表彰式に、中国代表団指定の服装ではなく自身のスポンサー企業の服装で登場し物議を醸した中国競泳界のスターの孫楊(スン・ヤン)が、翌日の表彰式では中国代表団指定の服装を着用していたものの、上半身を中国国旗で包み、ブランドロゴを隠すような態度を取ったことについて、批判する記事を掲載した。

19日の競泳男子200メートル自由形で金メダルを獲得した孫は、表彰式に中国代表団指定の「安踏」ではなく「361度」の服装で登場した。3位の季新傑(ジー・シンジエ)は中国代表団指定の服装だったため、同じ国の選手が異なる服装で同じ表彰台に上がったことに「明らかなルール違反」と批判の声が上がっていた。

孫は20日の競泳男子800メートル自由形でも優勝。表彰式での服装に注目が集まる中、孫は中国代表団指定の服装を着用したものの、中国国旗を肩から掛け、安踏のロゴが隠れた状態になったという。

新京報は「孫は国旗で安踏のロゴを隠す賢い方法を考えたようだが、本当にそれは良い方法だったのか。もちろんノーだ。国旗は国家の象徴であり、個人的な利益のために使われるものではない」と批判した。(翻訳・編集/柳川)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携