日本を手本に、日本と肩を並べる一流トイレを―広東省深セン市

Record China    2018年8月23日(木) 9時50分

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21日、晶報は、深セン市福田区に日本と肩を並べる一流トイレが3カ所建設されると伝えた。写真は日本のトイレ。

2018年8月21日、晶報は、広東省深セン市福田区に日本と肩を並べる一流トイレが3カ所建設されると伝えた。

記事は「トイレは小さいものだが、都市文明を測る重要な指標だ」と指摘。「今年と来年にかけて深セン市福田区の城市管理局が『ハイエンド、人間本位、景観化』を掲げ、区内の中心部にある54カ所の公衆トイレについて全面的な改造を加え、20カ所のトイレを重点的な特色あるトイレとして、区内のトイレを全面的に改善させる。これにより、市民の幸福感と満足感を向上させ、中心部をトイレ革命の最前線へとすすめる」と伝えている。

その上で、「トイレ革命の成功には、トップレベルの設計がポイントとなる」と指摘。「福田区城市管理局は日本を手本として研究を始め、8月17日と18日に日本の著名なトイレ設計の専門家である設計事務所ゴンドラの小林純子氏を深セン市に招き、公衆トイレ設計面での知恵と技術を提供してもらった」と伝えた。

記事によると、小林氏や福田区の関係者の一行は、区内8カ所の公衆トイレを視察し、周辺環境や建築物、使用状況についてデータを集め、その後協議を行った。この席で、朱偉華(ジュー・ウェイホア)福田区副区長は「深セン市の中心部である福田区は人口密度が高く、日本の経験を手本として先進的な理念と方法を福田区でも実践していきたい」と語った。これに対して小林氏は、「公衆トイレの建設も重要だが、管理も同じく大切。両輪が駆動してはじめて高品質のトイレを作り出せる」と述べたという。

記事は、「福田区は、日本の先進的な建設と管理理念を手本とし、機能的かつ人間本位であることに重きを置き、福田区に日本の一流トイレと肩を並べる新たなトイレを1カ所建設し、2カ所のトイレを改造する。そして『複製、操作、普及が可能な』熟練した経験を提供し、『美しくて上品で、機能が整った、快適な』トイレを中心部に建設する」と伝えている。(翻訳・編集/山中)

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