<ロンドン五輪>レース棄権の劉翔、「シナリオ通りでは」の声も―香港紙

Record China    2012年8月9日(木) 14時48分

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8日、陸上男子110m障害を棄権した劉翔について、「わざとではないか」との声が出ている。写真は劉翔がイメージキャラクターを務める青島ビール。

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2012年8月8日、香港商報によると、2004年のアテネ五輪陸上男子110m障害で金メダルを獲得した劉翔(リウ・シアン)は中国の国民的英雄となったが、08年の北京五輪では脚の故障でレース直前で棄権。そして今回のロンドン五輪では予選スタート直後の第1ハードルで転倒し、途中棄権となってしまった。

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劉翔の棄権について多くのネットユーザーがミニブログ「微博(ウェイボー)」でコメントしているが、多くがレース前から予感めいたものを感じていたという。試合前からけが再発の情報が流れていたことや、スポンサーのナイキが劉翔の棄権1分後に公式ミニブログでコメントを発表していることなどから、「わざと転倒したのはないか」「あらかじめこうなることが決まっていたのではないか」と感じる人も多く、中には「『劉翔』じゃなくて『劉退退』だ。みっともない」というコメントや、片足で完走したことについて「商業化した三枚目だ」というコメントも。

レース後、「完走できる状態ではないことはあらかじめ分かっていたのではないか」という質問に対してコーチは否定したが、劉翔にはナイキやコカ・コーラ、VISA、レノボ、キャデラック、青島ビールなど多くの企業が協賛しており、数十億元(数百億円)の商業価値があったといわれることから、スポンサー企業のために国民の期待をよそに故障の状態を隠し、無理を押してオリンピックに出場したのではないかとも指摘されている。(翻訳・編集/岡田)

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