Record China 2019年9月28日(土) 0時50分
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20日、環球時報は、ロシアメディア・スプートニクの報道の記事を引用し、ロシアの教授が、中国語は国際交流言語であり、ロシアは学習体系を整えるべきとの見方を示したと伝えた。写真は中国語の教科書。
2019年9月20日、環球時報が、ロシアメディア・スプートニクの記事を引用して伝えたところによると、ロシア国立研究大学高等経済学院東洋学部の部長のアレクセイ・マスロフ教授が、中国語は国際交流言語であり、ロシアは学習体系を整えるべきとの見方を示した。
マスロフ教授は、「20年前は、中国語の学者だけが中国語を学んでいたが、今では中国語が国際交流言語となった。これには物理、化学、数学などの分野での広範な応用を含む」と指摘。「現在の問題点は、ロシアにおける中国語学習では、いまだに70年代から80年代の方法を用いていることで、現在の新たな方法の方がより効果的である」と語った。
また、「現在、ロシア人の間で中国語に対する興味が急速に増大しているが、ロシアのすべての学校の中でハイレベルな中国語の学習を提供しているところは10カ所もなく、ニーズを満たすことができていない」と指摘。「ロシア連邦が開設した中国センターもあるものの、外国人の思考の特徴を考慮しておらず、学生はほかに特別な訓練を受けないと翻訳することもできない」とした。
その上で、関連部門に対して3つの手順を踏むよう提案。「新たな(中国語学習の)方法を長期的に使用した後に幅広く広めること」「大学や中学・高校の教師に対して訓練を施すこと」「オンラインのプラットフォームを作り、オンライン学習という新たな方法を模索し、国の支持を取りつけて中国側と連携して実施すること」だという。(翻訳・編集/山中)
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