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産業廃棄物の不法焼却に関与か、環境保護局元局長らに汚職嫌疑―江蘇省南通市

配信日時:2012年8月9日(木) 12時27分
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8日、製紙大手・王子製紙の排水管問題で大規模なデモが起きた江蘇省南通市で、環境保護局の元局長ら約10人が汚職の疑いで地元検察院の調査を受けていることが分かった。写真は王子製紙の南通工場。
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2012年8月8日、製紙大手・王子製紙の排水管問題で大規模なデモが起きた江蘇省南通市で、環境保護局の元局長ら約10人が汚職の疑いで地元検察院の調査を受けていることが分かった。中国網が伝えた。

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南通市人民代表大会は6月14日、印国祥(イン・グオシアン)同市第二人民医院元院長や陸伯新(ルー・ボーシン)同市環境保護局の元局長らについて、第13回人民代表大会の代表資格をはく奪すると発表した。病院の不法投棄や産業廃棄物の不法焼却にかかわった疑いが持たれている。

環境の良さが自慢の同市だったが、近年は産業廃棄物の排出量が激増。1997年は141万tだったのが、2010年は396万tにまで増えた。同年の医療廃棄物の排出量は1805万t。これに伴い、蚕が糸を吐かない、子どもの血中鉛濃度が基準値を超えるなどの問題が頻発。市民らは市の環境汚染対策に不満を募らせてきた。

最初に汚職事件の疑いが浮上したのは4月のこと。市民が環境保護局に不法焼却を通報したが同局が何も手を打たなかったため、今度は検察院に通報。検察院が不法焼却をしていた会社の経営者を取り調べたところ、同局との癒着を自供。その後、芋づる式に関係者の名前が明らかとなった。

これに対し、南通市環境保護局の広報責任者は「まだ調査を進めている段階と聞いている。詳しいことは分からない」とコメントしている。(翻訳・編集/NN)

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