中国は日本に学ぶべきではない、中国紙編集長の主張に中国ネットの反応は…

Record China    2018年8月21日(火) 21時20分

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20日、中国紙・環球時報の編集長、胡錫進氏はこのほど、米中貿易戦争について「中国は、トルコのように短気でも日本のように臆病でもいけない」と主張した。資料写真。

2018年8月20日、中国メディアの鳳凰網によると、中国紙・環球時報の編集長、胡錫進(フー・シージン)氏はこのほど、中国版ツイッターの微博(ウェイボー)で、米中貿易戦争について「中国は、トルコのように短気でも日本のように臆病でもいけない」と主張した。

胡氏はまず、米国との関係が悪化したトルコで「iPhoneを破壊し米ドル紙幣を燃やし、枕の下の金や米ドルをリラに両替するといった、熱狂的な対米闘争が繰り広げられている」とし、「この21世紀において望ましいことではない。むしろこうした極端なパフォーマンスは弱腰の表れのように感じられる」と自説を述べた。

また、「もう一つの極端な例」として「プラザ合意にサインし米国に屈した日本」を挙げ、「中国は超大国として、トルコにも日本にも学ぶべきでない」と主張した。

その上で米中貿易戦争について「中国は当時の日本よりも現在のトルコよりもはるかに落ち着いている。中国は米国との間で関税戦争を展開する一方で、開放を拡大し米国企業による対中投資を歓迎している。中国のこの落ちついた戦略は、米国のエリートたちの背筋を寒がらせている」とした。

この主張に対し、中国のネットユーザーからは賛否両論が寄せられている。「中国政府の対応は適切だ」「胡司令官を支持する」「中国は朝鮮戦争当時でさえ米国を恐れなかった。いまはなおさら恐れない」「中国はトルコや日本と違い打たれ強い」などと同調する声が多く上がっていた。

一方で「貿易戦争に勝者はない」「中身のない主張だ」などと否定的な意見も少なからず寄せられた。

また、胡氏がウェイボーに投稿した際に使用したスマホが米アップル社のiPhone 7 Plusであることから「(中国メーカーの)ファーウェイに替えてくれ」という声もあった。(翻訳・編集/柳川)

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