2018年8月18日、独ドイチェ・ヴェレの中国語版サイトは、中国の習近平（シー・ジンピン）国家主席が9月上旬に北朝鮮を訪問する可能性があるとシンガポール英字紙ストレーツ・タイムズが報じたことを伝えた。

記事によると、北朝鮮は9月9日に建国記念日を迎える。中国の政治指導者がその式典に出席したのは05年の胡錦濤（フー・ジンタオ）前国家主席が最後で、習主席が出席すれば13年ぶりとなる。

北朝鮮の金正恩（キム・ジョンウン）朝鮮労働党委員長は元日の祝辞で、建国70周年について「盛大に祝う予定だ」と話していた。中国は北朝鮮にとって最も重要な貿易パートナーで、金委員長は今年3回も訪中している。

韓国・聯合ニュースも、習主席が訪朝する可能性は高いと報じている。聯合ニュースは以前、北朝鮮政府関係者の話として、習主席の9月9日の訪朝はすでに中国政府に打診済みだと伝えていた。（翻訳・編集/岡田）