16歳少女の脳内に寄生虫、医師「2週間ほど飼ってから生け捕りにしましょう」―広東省

Record China    2018年8月20日(月) 13時20分

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広州日報のウェブサイト、大洋網は15日、「16歳少女の脳に寄生虫、医師『2週間飼ってから生け捕りにしましょう』」と題する記事を掲載した。写真は少女の脳内から摘出された寄生虫。

広州日報のウェブサイト、大洋網は15日、「16歳少女の脳に寄生虫、医師:2週間飼ってから生け捕りにしましょう」と題する記事を掲載した。新浪網、騰訊網など多くの中国サイトが17日までに同記事を転載した。

湖北省在住で16歳になる劉さんは3年ほど前から、手の指がこわばったり震える症状に悩むようになった。異常はまず小指で始まり、薬指や中指でも発生するようになった。そのため、地元の病院で診察してもらい、薬を処方したもらった。その薬を服用すると、症状はほぼ収まった。

劉さんは普段、学校の寮で暮らしている。2017年後半になり、ルームメートが2度、寝ている劉さんが体を痙攣(けいれん)させていることに気づいた。劉さんは目を開いていたが、大声で呼び掛けても反応はなかった。ルームメートは劉さんが悪い夢を見ていると思ったという。

今年(2018年)3月、劉さんは昼寝をして起きた後に、再び手の指の震えを感じた。その直後、劉さんは意識を失って倒れた。

劉さんは母親に伴われて、広東省広州市内の病院で診察を受けることになった。医師は脳内にマンソン裂頭条虫という寄生虫がいる可能性が高いと判断した。しかし、劉さんと母親に向って、「2週間ほど飼ってみましょう」と提案したという。医師は、「寄生虫の動く経路を(ある程度の時間をかけて)観察した方が位置を正確に特定できる」と説明したので劉さんらも納得し、寄生虫の観察を続けてもらうことにした。

劉さんは最近になり、手術を受けることになった。開頭手術ではあったが、劉さんは意識を保ったままだった。劉さんによると、手術中に突然、麺(めん)を吸い込むような音が聞こえたという。医師らがマンソン裂頭条虫を確認し、吸引したからだった。手術は成功した。摘出されたマンソン裂頭条虫は、長さが約9センチメートルだった。

担当した医師によると、劉さんが睡眠中に体を震わせて呼び掛けに反応しなかったことや、起きている時に意識を失ったことは、症状としてはてんかんの発作だったみられる。てんかんの原因はさまざまだが、劉さんの場合には寄生虫の存在の影響で大脳の一部が炎症を起こしたためと考えられるという。

劉さんに対する聞き取りから、マンソン裂頭条虫に寄生された原因としては、加熱が不十分だったカエルの肉を食べたことや、生水を飲んだことが考えられるという。

マンソン裂頭条虫は1882年に英国人寄生虫学者のパトリック・マンソンが1882年に中国・厦門(アモイ)で人の遺体から孤虫(幼虫)を発見したことから命名された。寄生虫は幼虫と成虫の関係を特定することが困難な場合があるが、日本人医師が1996年に、マンソンが発見した孤虫が成長すると裂頭条虫の一種になることを確認した。

マンソン裂頭条虫は通常、小腸などに寄生することが多いという。成虫の体幅は1センチメートル程度だが、体長は1~2メートルになる。人だけでなく猫、犬、タヌキ、キツネにも寄生する。日本でも猫への感染は多いとされる。(翻訳・編集/如月隼人

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