2018年8月17日、中国のポータルサイト・捜狐に「あこがれの日本の田舎生活、現実は甘くなかった」とする文章が掲載された。

文章は「日本のドラマに登場する農村は、騒がしい東京と異なり、人も車も少なく静かだ。田舎の若者は都会を目指すが、都会は生活のリズムが速く、プレッシャーも大きく、環境もあまり良くない。再び故郷へ帰ろうとするのは、中国も日本も一緒だろう」とする。

一方で「しかし、実際の田舎暮らしはそう甘くないようだ」と指摘。日本の農村に移り住んで3年の若者の本音が日本のネット上で話題になったことを紹介した。それは、「農村の人々は閉鎖的で、新しい方法や考え方を受け入れない。年功序列で物事が決まり、共同体の意にそぐわなければ村長だろうと、医者だろうと追い出してしまう。共同体を牛耳っているのは高齢者。若者の話を聞く耳など持たない」といった内容で、文章は「この書き込みには次々と同意する声が上がっている」と紹介した。

中国のネットでは、「うちの田舎はもっとひどい」「都会の人間には良く見えるんだろうな」等のコメントが寄せられた。（翻訳・編集/大宮）