日米韓の台風予想、最も正確なのはどの国?

Record China    2018年8月20日(月) 17時50分

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16日、韓国日報は「台風予報、3日前までは韓国、2日前からは日本が誤差が少ない」との見出しで、日米韓の台風予報の確度について報じた。資料写真。

2018年8月16日、韓国日報は「台風予報、3日前までは韓国、2日前からは日本が誤差が少ない」との見出しで、日米韓の台風予報の確度について報じた。

記事はまず「日米韓3カ国のうち、近年の台風予報の確度が最も高いところはどこか」と問い掛けている。

2017年の気象年鑑で、昨年発生した27の台風に対する3カ国の予報と実際の台風の進路を分析した結果、予報時間別の進路誤差は3~4日前までは韓国が、2日前からは日本が最も少なく、全体的には米国が正確だったという。08~15年では、48時間、72時間を基準にした3カ国の平均台風予報の進路誤差を見ると、11年以降は韓国が日本より精度が高く、最も正確なのは米国だったという。

この結果について、「予測能力の差というよりは、各国の予報目的と状況が違うために起きる現象」という分析も出ていると記事は指摘。「日韓が防災目的のためにあらゆる可能性を考慮し、意思決定の過程に混乱を与えないよう一貫性を維持しようとする傾向が強いのに対し、米国は軍事移動などを目的として予報するため、確度は高くても予報の一貫性は落ちる」との説明だ。

韓国のネット上では、自国の気象庁に対して辛口コメントが多い。今回も「前々から気象庁は信じられないから、台風情報は日米のものを見てる」「韓国気象庁の公務員は、日本や米国の半分も働かないんじゃない?」「気象庁が提示した台風の予想進路と実際の進路を見ると、予報的中とは言えない」「3日前の情報は混乱をきたすだけ。1~2日前の情報の方がよっぽど重要」「うちのおばあちゃんの“ひざ予報”の方が正確」など厳しい声が相次いだ。(翻訳・編集/松村)

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