香港の女性平均寿命、日本を抜き世界一に=今後の課題は長寿の「質」―中国紙

Record China    2012年8月4日(土) 15時35分

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1日、人民日報は記事「香港が『長寿の都』に、女性の平均寿命世界一」を掲載した。これまで1位だった日本は86.3歳から85.9歳に減少、2位に転落した。写真は香港の老人ホーム。

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2012年8月1日、人民日報は記事「香港が『長寿の都』に、女性の平均寿命世界一」を掲載した。

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先日公開された統計によると、香港の女性平均寿命が86.7歳で世界一となった。従来世界一だった日本は2010年の86.3歳から2011年には85.9歳に減少、2位となった。専門家は香港の医療保険制度の整備が平均寿命の延びにつながったと分析している。

長寿はめでたいことだが、長生きしたからといって必ずしも幸福だとは限らないと記事は指摘する。香港の老人の3分の1は貧困状態にあり、年金では生計が成り立たない状態にある。また、老人人口の増加に伴い、医療保険の支出も増え続けている。拡大が続く格差も今後の高齢化問題に影を落としている。

単に平均寿命という数字に注目するのではなく、いかに幸せに生きるかという長寿の質について考えること。これが「長寿の都」香港が次に考えるべき課題となろう。(翻訳・編集/KT)

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