<ロンドン五輪>選手の舞台はロンドン、スポンサー企業の主戦場は中国―SP華字紙

Record China    2012年8月4日(土) 12時5分

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2日、シンガポール華字紙・聯合早報は五輪スポンサー企業がロンドンから遠く離れた中国でしのぎを削っていると報じた。五輪は企業の認知度を高める絶好の舞台となっている。写真は安徽省の卓球用品工場。

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2012年8月2日、シンガポール華字紙・聯合早報は五輪スポンサー企業がロンドンから遠く離れた中国でしのぎを削っていると報じた。

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今や世界経済は「輝きを失った西洋、明るい東洋」という状況にある。五輪はロンドンで開催されているとはいえ、スポンサー企業の戦いが主に中国で展開されるのも無理からぬところだ。

重慶市では3店舗のショッピングセンターで無料のコカ・コーラ配布所が登場した。大型モニターで五輪を観戦しながら一休みできる。シェラトンホテル重慶のレストランでは五輪仕様5色のフルーツジュースやチャンピオン・メニューが登場した。日用品大手P&Gは同社のおむつで赤ちゃんがぐっすり眠れば、両親は安心して五輪観戦に集中できるとのテレビCMを展開している。外資系メーカーだけではなく、中国企業も五輪商戦に躍起だ。

ある研究によると、ロンドン五輪のスポンサー効果は絶大で、企業の認知度を大きく高め、消費者が将来的にスポンサー企業の製品を購入する意欲を10〜23%増大させるという。中国の消費者は五輪スポンサー企業は高品質で責任感のある企業だととらえる傾向が強いことが明らかとなった。(翻訳・編集/KT)

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