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「慰安婦の日」「光復節」で対日批判避けた文在寅大統領、「日本に協力のメッセージ」と韓国メディア

配信日時:2018年8月17日(金) 13時20分
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韓国の文在寅大統領は14日の「慰安婦の日」、15日の「光復節」の演説で正面からの日本批判を避けた。韓国メディアは「日本に協力のメッセージ」などと伝えている。

2018年8月17日、韓国文在寅大統領の対日姿勢に変化が生じている。韓国では14日の「日本軍慰安婦被害者をたたえる日」、15日の日本の植民地支配からの解放を祝う「光復節」と重要行事が続いたが、文大統領は正面からの日本批判を避けた。韓国メディアは「日本に協力のメッセージ」などと伝えている。

今年から公式記念日となった「日本軍慰安婦被害者をたたえる日」の政府主催式典に出席した文大統領は慰安婦問題について「韓日両国の外交的な解決策で解決される問題だとは考えていない」と言明。「われわれ自身や日本を含め、全世界が性暴力や女性の人権問題を深く反省し、繰り返さないという確固とした教訓にした時に解決される問題」と強調した。慰安婦問題の「最終的かつ不可逆的な解決」をうたった2015年12月の日韓合意には直接言及しなかった。

この発言について、ハンギョレ新聞は「韓日関係などを考慮して、朴槿恵政府時期に結んだ韓日慰安婦合意に対する再協議を要求はしないが、人権をじゅうりんした慰安婦問題に対する日本の根本的な反省を繰り返し促したとみられる」と報道。「真の謝罪と反省をする意思のない日本に対するメッセージは減らす代わりに、慰安婦問題研究所発足などの後続措置を強化して、この懸案に対して国際社会の評価を受けるという意とみられる」とも伝えている。

翌日の「光復節」式典の演説で、文大統領は朝鮮半島の平和に対する国際社会の支持を重点的に紹介。「安倍晋三首相とも韓日関係を未来志向で発展させ、朝鮮半島と北東アジアの平和と繁栄に向け緊密に協力することで一致している」と述べた。

文氏の同式典での演説は就任後2回目。昨年は慰安婦や徴用工の問題を挙げ、解決に向け「日本の指導者の勇気ある姿勢」を求めたが、今年は日本との歴史問題には深く踏み込まず、慰安婦問題などをめぐる日本の責任にも触れなかった。

こうした対応に関して、聯合ニュースは「日本に協力のメッセージを投げ掛けた」と報じ、「今年は対日関係と関連し、簡単ながらも絶対に欠かせない前向きなメッセージのみを演説に盛り込んだといえる。歴史問題に対する韓国政府の基本姿勢は、すでに日本に十分伝わっているとの判断が背景にあるようだ」と分析している。

朝鮮日報も「韓日の歴史認識問題に関する発言は相対的に減らしていた」と指摘。「北朝鮮の完全な非核化が実現する場合、その後の経済支援の過程などで日本の協力が必須となる点を意識したものと解釈される」との見方を示している。(編集/日向)

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