中国共産党は抗日戦争で毅然と戦ったと中国メディア、国民党には触れず―米華字メディア

Record China    2018年8月16日(木) 18時50分

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15日、米華字メディア・多維新聞は、終戦記念日に際して中国政府系メディア・新華社が「共産党は抗日戦争において中流の砥柱だった」とする文章を発表したと報じた。写真は天安門。

2018年8月15日、米華字メディア・多維新聞は、終戦記念日に際して中国政府系メディア・新華社が「共産党は抗日戦争において中流の砥柱だった」とする文章を発表したと報じた。

新華社の文章は「全民族が統一戦線を結成したからこそ勝利を得たということを史実がはっきりと表している。これは、中国共産党が指導した人民戦争が、抗日戦争において中流の砥柱(苦しい状況に立たされても毅然として節義を守り続けること)であることができた根本的な理由でもある」という上海市の淞滬抗戦記念館館長である唐磊(タン・レイ)氏の話を紹介した。

また遼寧省瀋陽市の「九・一八歴史博物館」館長の範麗紅(ファン・リーホン)氏が「満州事変発生後、東北の人民は反抗を止めることなく、東北抗日聯軍の官兵が抗日武装において中流の砥柱となった。概算の統計によれば、1931年から45年の8月15日に日本が投降するまで東北抗日聯軍は18万人余りの敵を消したという」と語ったことを伝えている。

多維新聞は「注目に値するのは、この報道が蒋介石を首班とする国民党の抗日戦争に対する役割について触れていないことだ」と指摘した。(翻訳・編集/川尻

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