「日本は謝罪一つも難しい?」=台湾慰安婦像めぐる日本の反応に国民党関係者―中国メディア

Record China    2018年8月16日(木) 22時50分

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16日、観察者網によると、台湾初の慰安婦像設置をめぐる菅義偉官房長官の発言について、国民党台南市党部の謝龍介主任委員が「蔡英文総統はこれに反応すべき」との考えを示した。写真は台湾の慰安婦像。

2018年8月16日、観察者網によると、台湾初の慰安婦像設置をめぐる菅義偉官房長官の発言について、国民党台南市党部の謝龍介(シエ・ロンジエ)主任委員が「蔡英文(ツァイ・インウェン)総統、頼清徳(ライ・チンダー)行政院長はこれに反応すべき」との考えを示した。

台湾南部・台南市に設置された慰安婦像の除幕式は国民党の馬英九(マー・インジウ)前総統出席のもと、14日に開催された。像設置について菅官房長官は「世界各地における慰安婦像の設置、展示はわが国政府の立場や取り組みと相いれない極めて残念なこと」と発言。謝氏は発言へのリアクションを蔡政権に求めたほか、「(慰安婦問題に対する)謝罪がそれほど難しいのか」と述べたという。

記事によると、謝氏は「(台南市慰安婦人権平等促進協会による)像の設置は傷を癒し、和解を希望して憎しみを消すためのものだ。ただ、歴史事実の歪曲は許されない。馬前総統の言葉通り、日本政府は勇敢に向き合う必要がある」と述べ、「30以上の国・地域が日本に慰安婦の歴史と向き合うよう求めている。もし台湾の慰安婦像が台日関係に悪い影響をもたらすのなら、これらの国・地域と日本の間にも衝突が起き、関係に影響が及んでいくのか?」とも指摘。同氏はまた、「台湾の少女がひどい迫害を受けたことに台湾人が立ち上がらないのは台湾の悲哀だ」と日本による誠意ある謝罪と賠償を強く主張し、「台湾の少女にこのようなことをしておきながら謝罪一つすることがそれほど難しいのか?」と訴えたという。(翻訳・編集/野谷

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