日本のこの弁護士抜きに「慰安婦の守護者」は語れない―中国メディア

Record China    2018年8月16日(木) 14時50分

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15日、環球網は、「中国の元慰安婦女性の守護者はこの人物抜きに語れない」として、日本の大森典子弁護士を紹介する記事を掲載した。写真は中国上海にある慰安婦像。

2018年8月15日、環球網は、「中国の元慰安婦女性の守護者はこの人物抜きに語れない」として、日本の大森典子弁護士を紹介する記事を掲載した。

記事は、大森氏が中国人「慰安婦」訴訟弁護団の団長であることを説明し、1994年に訴訟支援を決めた同氏が聴き取りのため中国山西省を訪れるも、当時こうした行為は理解や支持が得られなかったことを紹介。さらに、活動から離れる人が出る中、大森氏は数少ない「堅持者」の1人だとも伝える。

記事によると、大森氏は環球時報の記者に「私自身、日本軍がこれほど悲惨なことをしたということを訴訟準備の中で知った」と話し、日本の若者には中国侵略について知る機会がないとの問題を指摘したそうだ。

記事は、大森氏が「元慰安婦の女性たちが実名で立ち上がるには勇気が必要」「女性たちが私に過去の屈辱を話してくれるのは私への信頼があるから。私には彼女たちに対する責任がある。絶対に投げ出してはならない」などと話したことを紹介。「日本軍が犯した『慰安婦』という犯罪行為は歴史的事実だが、訴訟は想像をはるかに超える難しさだった」とした上で、大森氏から「訴訟は失敗したが、日本政府がこの犯罪事実を認めたことは大きな成果」とのコメントがあったこと、将来について大森氏が「日本政府の謝罪を得るために私は懸命の努力を行っている。より多くの日本人に歴史の真相を理解してほしい」と力強く語ったことを伝えた。(翻訳・編集/野谷

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