中国経済は安定好転を維持、工業生産もサービス業も好調―中国メディア

人民網日本語版    2018年8月17日(金) 5時20分

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国家統計局が14日に発表した経済データをみると、中国経済が全体的な安定傾向、安定の中で成長し、好転する発展状況を保っていることがわかる。写真は中国の引っ越し業者。

国家統計局が14日に発表した経済データをみると、中国経済が全体的な安定傾向、安定の中で成長し、好転する発展状況を保っていることがわかる。人民日報が伝えた。

工業生産が安定し、構造の最適化が続いた。7月の全国の一定規模以上の工業企業(年売上高2000万元以上の企業)の生産額は実質値で前年同期比6.0%増加し、増加率は前月並みだった。工業の革新(イノベーション)が加速した。1~7月のハイテク製造業の生産額は11.6%増加して、一定規模以上の工業企業全体の平均を5.0ポイント上回り、設備製造業は9.0%増加で平均を2.4ポイント上回り、戦略的新興産業は8.6%増加して平均を2.0ポイント上回った。

サービス業の発展が続き、経済を牽引する役割がさらに強まった。1~7月のサービス業生産指数は同8.0%増加で、増加率は上半期の水準を維持した。このうち情報伝達・ソフトウェア・情報技術(IT)サービス産業の同指数は同37.3%増加、リース・ビジネスサービス産業は同11.2%増加だった。

バージョンアップ型消費が急増傾向を維持した。7月の社会消費財小売総額は3兆734億元に達して、同8.8%増加した。新消費の発展ペースが速かった。1~7月の全国のオンライン小売額は4兆7863億元で同29.3%増加した。

投資構造の改善が続き、民間投資と製造業への投資が急速に伸びた。1~7月には民間投資が同8.8%増加して、増加率は前年同期を0.4ポイント上回り、2カ月連続で増加率が上昇した。製造業への投資は同7.3%増加し、増加率は前年同期を0.5ポイント上回り、4カ月続けて上昇した。

雇用情勢は引き続き好転した。1~7月には都市部で新たに880万人が就職し、前年同期より25万人多く、通年の目標の80%を達成した。7月には全国の就業者の中心である25~59歳の層の人口調査に基づいた失業率は4.4%で、前月並みの低水準を維持した。

市場では経済は好調レベルを維持するとの予測が広がる。7月の総合購買担当者景気指数(PMI)は53.6%となり、このうち製造業PMIは51.2%で5カ月続けて51.0%を上回り、非製造業ビジネス活動指数は54.0%で11カ月連続で好景気とされる54.0%以上を維持した。(提供/人民網日本語版・編集/KS)

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