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韓国と北朝鮮が65年ぶりに互いの軍施設を訪問=韓国ネットでは賛否両論の声

配信日時:2018年12月14日(金) 14時10分
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12日、韓国・京郷新聞は「南北、65年ぶりに互いの軍施設に足を踏み入れた」と題する記事を掲載した。写真は南北境界の板門店。

2018年12月12日、韓国・京郷新聞は「南北、65年ぶりに互いの軍施設に足を踏み入れた」と題する記事を掲載した。

記事によると、韓国と北朝鮮は同日、非武装地帯(DMZ)内の11の監視警戒所(GP)がそれぞれ撤収・破壊されているか確認する検証作業を行った(※9・19軍事分野合意により試験的撤収・破壊措置が行われた)。南北の検証人は軍事境界線を越えて相手側のGPを直接訪問したが、これは1953年7月の休戦協定締結以来65年ぶりのこと。

GPごとに班長の現役大佐をはじめ7人が投入され、一部の現場では互いにたばこを勧めたり、相手側のさまざまな要求にも応じるなど「友好的な雰囲気」だったという。韓国の国防部当局者は「南北いずれも相手側のGPが再使用不可能なほど完全に破壊されていることを確認した」と説明したという。

これにより南北が「9・19軍事分野合意」で約束したGPの試験的撤収手続きは事実上完了。南北は現場検証結果を評価、分析し、不十分な事項が発見された場合は今月末までに補完措置を取ることを決めたという。今回の措置は、同合意のうち合意が完全に履行された初の事例として記録されるものとみられている。

文在寅(ムン・ジェイン)大統領は同日午後3時ごろ、大統領府地下バンカーの国家危機管理センターでこの様子を生中継で視聴した。テレビ会議で「GPの相互検証は南北65年の分断史に新たな一線を引く事件」とし、「南北ともに軍事合意に対する徹底した履行の意志を見せたと考える。国際的に見ても軍事的信頼構築の模範ケースだ」との考えを述べたという。なお韓国政府は、最終的に北朝鮮側と協議して全てのGPを撤去することを目標としているという。

これを受け、韓国のネット上では4500件近くのコメントが寄せられるなど、大きな話題を呼んでいる。「いいね!」「こういうのは地上波でも生中継して」「朝鮮半島にこんな日が来るなんて。胸がいっぱいになる瞬間。こんな歴史的な時代を作ってくれた文大統領、ありがとう。任期内に統一を実現させてください」など喜びの声が上がっている。

一方で「だから何?非核化はどうなったの?GPを破壊したからって北朝鮮が韓国を侵略できないと思う?」「国の戦略資産を全て見せ、軍事境界を崩すのを見ると、文大統領が近いうちに北朝鮮に国を捧げようとしてるのは明らか」と不満を示すユーザーも多い。

あるユーザーは文大統領に対し「(連日デモや集会が行われている)光化門(クァンファムン)の集会現場の様子も大統領府のバンカーでモニタリングしなよ。それこそが民衆の心。北朝鮮のことばかりに熱を上げてないでさ」と指摘していた。(翻訳・編集/松村)

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