「低レベル」に終わった南北会談、北朝鮮は怒りを露わに=韓国ネット「なぜ韓国が解決を?」「民族統一のために頑張れ」

Record China    2018年8月15日(水) 6時20分

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韓国と北朝鮮は13日、第4回南北高位級会談を板門店で行った。会談で双方は、9月に南北首脳会談を平壌で行うことで合意したが、韓国・国民日報は、「具体的な日程を決めない『低レベル』の合意にとどまった」と評価している。写真は南北境界の38度線付近。

韓国と北朝鮮は13日、4月の南北首脳会談で発表された板門店宣言を履行するための第4回南北高官級会談を板門店で行った。会談で双方は、9月に南北首脳会談を平壌で行うことで合意したが、韓国・国民日報は、「具体的な日程を決めない『低レベル』の合意にとどまった」と評価している。

記事は、韓国の趙明均(チョ・ミョンギュン)統一相と北朝鮮の李善権(リ・ソングォン)祖国平和統一委員会委員長が発表した共同報道文を「具体性に欠けるシンプルなもの」と評している。内容は「双方は板門店宣言の履行状況を確認し、より積極的に実践していくための問題を真剣に協議した」「南北首脳会談を9月に平壌で行うことで合意した」というのが全てだったという。

会談後の趙長官統一相の説明によると、南北は会談で、軍事、体育、鉄道、道路、森林など、さまざまな分野で板門店宣言のフォローアップの実施状況を評価し、履行過程で提起された相互間の協議が必要な部分について真剣に議論した。しかし、国際社会の対北朝鮮制裁が厳しさを増す中、具体的な対応措置については触れなかったという。

これに対して、北側代表団は不快感をあらわにして帰っていったという。李委員長は会談の終盤で、「(南北)双方がやるべきことを正しく行うことが非常に重要である」とし、「9月の平壌首脳会談の際、各自が責任を果たして堂々とした心情で会えることを期待する」と警告した。これについて記事は「南北経済協力と対北朝鮮制裁の緩和のための、韓国側の前向きかつ積極的な態度を公然と要求したもの」と説明している。

記事はまた、韓国政府が高官級会談への期待を高めていた点にも触れている。金宜謙(キム・ウィギョム)大統領府報道官は前日の会見で、「南北首脳会談の時期と場所、そして訪朝団の規模などが合意されるものと期待している」とし、「根拠なく言っているわけではない」と話していた。しかし会談終了後、首脳会談の時期や訪朝団の規模などが確定しなかったことについて、金報道官は、「今日は相当話が進まなかったのだと思う」と語った。

ただし、「最近の南北及び米朝間の行き詰った局面にもかかわらず、南北が板門店宣言の中で最も重要な合意事項である平壌首脳会談の開催に合意しただけでも幸い」という評価もあるという。東国大学北朝鮮学科のキム・ヨンヒョン教授は、「南北が来月中に3回目の首脳会談をすることで合意したということ自体が重要なポイントであり、南北首脳会談が(第2回)米朝首脳会談への飛石の役割を担うという流れを作り出した点に意味がある」と述べた。

韓国のインターネット上では、「国民が第一と言っていたのに北朝鮮が先か?冗談もほどほどに」「まず自国の経済を立て直して」といった韓国政府の対話姿勢に反対するコメントが多く見られ、次に「自らが米国との対立構造を作り出しているのに、どうしてその解消を韓国に求めてくるんだよ」といった、北朝鮮の姿勢に疑問を呈する声が見られた。

その一方で、「民族統一のために頑張ってほしい」「政府をひたすら批判する人は選挙で勝てばいいじゃないか」「南北が分断されてから何年経った?対して板門店宣言が発表されてから何カ月経った?まだまだこれからだよ」と、韓国政府の姿勢を支持したり、気長に南北対話の行く末を見守ろうとしたりする声も寄せられている。(翻訳・編集/右田)

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