世界最大のハッカー大会で韓国チームが3年ぶりに優勝=韓国ネットからは懸念の声多数

Record China    2018年8月14日(火) 12時0分

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13日、韓国・イーデイリーによると、世界最大のハッカー大会であるデフコン大会で、韓国チームが3年ぶりに優勝した。写真はデフコン大会。

2018年8月13日、韓国・イーデイリーによると、世界最大のハッカー大会(CTF:Capture The Flag)であるデフコン大会で、韓国チームが3年ぶりに優勝した。

韓国科学技術情報通信部とラオンセキュア(042510)は「米ラスベガスで開かれた国際ハッカー大会『DEFCON CTF 26』で、(韓国の)defkor00tチームが他の23チームに勝って優勝した」と発表した。2015年以来、3年ぶりの優勝という。

同チームはラオンセキュアのホワイトハットセンターチーム長や高麗(コリョ)大学サイバー国防学科の学生、天才ハッカーと呼ばれるグーグルのイ・ジョンフンさん、米ジョージア工科大学の韓国人学生、国防科学研究所所属の研究員らが参加する連合チームだ。

これを受け、ラオンセキュアの副社長兼ホワイトハットセンター代表のイ・ジョンアさんは「グローバル最高権威の大会優勝を通じて韓国の地位を高めた上、世界最高レベルのセキュリティ技術と実力が改めて認められてうれしい」という喜びの声とともに、「実戦型サイバーセキュリティ教育ソリューション『RAON CTF』を通じた大学実習教育の拡大など、今後もグローバル競争力を備えたホワイトハッカーやサイバーセキュリティ専門人材の養成に集中していく」との意気込みを語ったという。

これに、韓国のネットユーザーからは「韓国が世界優勝とは誇らしい」「資源もない、さらに半分に分断された国なのに、本当にすごい」と素直に喜ぶ声はあるものの、「韓国でハッカーという言葉は否定的だから、多くは外国でいい給料をもらって働いている」「中国に人材を引き抜かれないように注意して。1位になったのに他国に行ってしまったら意味がない」「優秀な人材を国でケアしていこう」などと警鐘を鳴らす声が目立つ。

また「昨年2位のときに『なぜ1位になれなかったのか』とたたかれた大会ね」「2位で悲しんでいるのに、大統領府が『敗因要因を分析しろ』って言った大会でしょ?」との声も上がっており、昨年も大きく報道されていた。(翻訳・編集/松村)

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