アメリカン航空、HPから「台湾」表記削除も、スマホアプリではまだ「台湾」―台湾メディア

Record China    2018年8月14日(火) 6時20分

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台湾・中国時報は12日、米アメリカン航空は自社のHPから「台湾」の表記を削除したが、同社のスマホアプリでは11日午前の時点で「台湾」の表記がまだ残っていると伝えた。写真は台北国際空港。

2018年8月13日、中国メディアの参考消息網によると、中国当局が各国の航空会社に台湾を中国の一部としてホームページ(HP)などに表記するよう要求している問題で、台湾・中国時報は12日、米アメリカン航空は自社のHPから「台湾」の表記を削除したが、同社のスマホアプリでは11日午前の時点で「台湾」の表記がまだ残っていると伝えた。

中国時報は「中国民航局は今年4月25日、海外航空44社に対し、HPなどで台湾を国家扱いしないよう求め、変更の期限を7月25日に設定した。ユナイテッド航空、デルタ航空、アメリカン航空、ハワイアン航空の米航空4社は台湾に関する表記を変更したが、中国民航局は内容の改善が不十分だと不満を示し、2週間後に改めてHPを審査すると表明した」と伝えた。

その上で、「11日午前にアメリカン航空のHPを確認したところ、空港の『国/地域』を選択するタブの項目から、以前は選べた「台湾」が見当たらなくなっていた。だが同社の航空券予約用のスマホアプリで『都市または空港』欄に台湾と入力すると、『TPE~Taipei International,Taiwan』『KHH~Kaohsiung International,Taiwan』のように空港名の後にまだ『台湾』と表記されていた』と伝えた。(翻訳・編集/柳川)

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