日本と国際卓球連盟に批判の矛先向ける中国コーチ、「東京五輪で勝つためにあの手この手」―中国メディア

Record China    2018年8月13日(月) 20時50分

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11日、新浪体育によると、中国代表チームのコーチを務める呉敬平氏が、「日本は国際卓球連盟の手を借りて東京五輪で中国を負かそうとしている」と指摘した。

2018年8月11日、新浪体育によると、中国代表チームのコーチを務める呉敬平(ウー・ジンピン)氏が、「日本は国際卓球連盟の手を借りて東京五輪で中国を負かそうとしている」と指摘した。

呉氏は、現在の国際卓球連盟と中国卓球の関係性について、「国際卓球連盟の立場から見れば、中国一強をどのように解決するかが五輪に際して向き合わなければならない問題だ」と指摘。そして、「現在、国際卓球連盟はこの状況を変えるための良い方法が見つけ出せず、ただ一部のルールを変えることだけで状況を変化させようとしている。これは、日本が提案した新しいポイント制を早々に採用したことでも非常に明らかだ」とした。

続けて、「国際卓球連盟はポイント制の変更によってより多くの優秀な選手を試合に出場させ、広告収入を増やしたかった。日本卓球協会はこの機に乗じて、積極的に新しいポイント制を研究。最終的な目的は、国際卓球連盟の手を借りて東京五輪で中国を打ち負かすことだ」と主張した。

呉氏は日本が提案した新しいポイント制について、「最大の特徴は二つある」と分析。一つは、「年に必ず八つの大会に出場しなければならず、これを下回ると世界ランキングに大きな影響を及ぼす」こと。これについて、「ベテラン選手は出場機会が増えればけがのリスクも高まる。そして、世界ランキングが下がった選手の広告収入は減る。日本の若手選手の利益だけを考え、多くのベテラン選手の利益を考慮していない」と断じた。

もう一つは「下から追い上げることが難しい」ことだといい、「ランキング上位の選手は下位の選手に敗れても、ポイントがマイナスされることを心配しなくていい。新しいポイント制になってから日本が『窃取』した高いランキングは容易には追い落とせない」と指摘。「これこそが、現在のオープン大会で日本のシード選手が多い理由だ。2流の大会であるチェコオープンで優勝した張本智和がトップ10に入る一方、張継科(ジャン・ジーカー)や丁寧(ディン・ニン)ら世界チャンピオン、五輪チャンピオンや中国選手の多くはランキングを大きく落とし、予選から戦わなければならなくなっている」と主張した。

呉氏は「新しいポイント制をすべての優秀な選手が嘲笑している」と指摘。「日本は東京五輪で中国に勝つためにあらゆる手段を講じている。陰謀だろうとそうでなかろうとだ。国際卓球連盟はルールの改革において、他に意図がある人に利用されている。現在の新しいポイントルールトランキングシステムは、国際卓球連盟の改革の初心に反する」と論じたという。(翻訳・編集/北田

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