台湾人観光客がケニアでカバに襲われ死亡、現地で「Chinese」と発表―中国メディア

Record China    2018年8月14日(火) 15時10分

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12日、環球網によると、ケニア・ナイロビ郊外で台湾の観光客2人がカバに襲われて1人が死亡、1人が負傷した。写真はカバ。

2018年8月12日、環球網によると、ケニア・ナイロビ郊外で台湾の観光客2人がカバに襲われて1人が死亡、1人が負傷した。

記事は、ケニアの野生生物公社が12日にツイッター上で「中国人観光客(Chinese tourist)2人がカバに襲撃された」と発表したことを紹介。同公社によると、現地時間11日夜に66歳と62歳の台湾の観光客がナイロビの北西約80キロにあるナイバシャ湖でカバを撮影していたところ突然カバに襲われ、66歳の観光客が死亡した。62歳の男性は逃げで無事だったが負傷しているという。2人が襲撃された理由は分からず、現地の警察当局が襲撃したカバの行方を追っているとのことだ。

現地紙によると、現地では2017年の干ばつ後、今年に入って豪雨がしばしば発生して湖の水位が急上昇し、周囲の土地の浸水が発生しているとのこと。浸水によってカバは湖から付近の田畑やホテルにエサを探しにやってくるようになったようだ。

ケニアでは観光業が重要な経済の柱の一つとなっており、現地観光当局によれば昨年は150万人が同国を訪れた。一方で、観光客が野生動物に襲われる事故もしばしば発生しており、ナイロビの中国大使館はカバをはじめとする野生動物を刺激しないこと、ガイドや注意看板の指示を守ることを徹底し、事故の発生防止を呼び掛けている。(翻訳・編集/川尻

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