国際交流・協力を強化、2007年中国外交費は前年比約40%増の予定

Record China    2007年3月8日(木) 1時38分

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2007年3月5日に中国財政部が提出した予算草案によると、2007年の外交費は230億元(約3450億円)。前年に比べて37.3%増加している。

2007年3月5日、中国財政部は全国人民代表大会が審査する予算草案を提出した。これによると、2007年の外交費は230億元(約3450億円)を計上しており、前年に比べて37.3%増加している。

外交費がこれほど急増した原因は、端的に言うと国際交流と国際協力を推進するため。具体的には、「中国アフリカ協力フォーラム」の精神にのっとりアフリカなどへのODA支出が増加したことや、国際組織の会費の増加、在外大使館職員の給与改善などの支出増などが挙げられる。

2006年の中国の外交支出は168億元(約2520億円)であり、うち82億元(約1230億円)がODAに充てられ、およそ97%が消化された。ODAは主に国際状況の変化によってその予算執行が延期される場合がある。2007年のODA予算は108億元(約1620億円)である。

ギニアの参事官・シラ氏は、中国のアフリカ援助の増加について5日に新華社のインタビューを受け、「中国とアフリカの関係は深まっている。中国の対アフリカ援助の増額は、アフリカのインフラ整備を促進し、中国・アフリカの双方の発展に寄与するものだ」とコメントした。(翻訳・高口康太/編集・佐々木康弘)

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