韓国から技術人材がいなくなる?相変わらずの「冷遇文化」に焦り

配信日時:2019年9月24日(火) 8時0分
韓国から技術人材がいなくなる?相変わらずの「冷遇文化」に焦り
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17日、韓国メディア・韓国日報は、韓国の技術人材が危機に直面している実態を伝えた。写真は韓国。
2019年9月17日、韓国メディア・韓国日報は、韓国の技術人材が危機に直面している実態を伝えた。

記事は、韓国・京畿道(キョンギド)安山(アンサン)のメッキ団地にあるキヤン金属工業代表で、韓国のメッキ(表面処理)分野の名匠ペ・ミョンベクさんを取材している。韓国雇用労働部では、国内最高レベルの熟練技術が認められた技術人材を「大韓民国名匠」として毎年選定している。これは、技術人材に対する否定的な認識を変え、熟練した人材を優遇する社会的雰囲気を作るためだという。ペ代表は2007年に選定され、現在技術人材の集まりである社団法人技能韓国人会の会長を務めている。

ペ代表は熟練労働者の高齢化により人手不足に苦しむ基幹産業について「韓国のメッキ産業は消える危機に直面している。30~40年前にもメッキのような3D業種は避けられがちだったが、一生懸命働けば成功できるという確信があったため挑戦する人がいた。しかし時代が変わっても技術人材を冷遇する文化は相変わらずで、これに失望した若い人材は挑戦をやめてしまった」と嘆いたという。

また、韓国は先月、ロシア・カザンで開かれた技能五輪国際大会で総合3位を記録(ここ48年で最も低い順位)しており、これについてもペ代表は「技術人材の危機」と指摘した。中国やロシアに比べて支援が少ないこと、国内メディアの関心の低さなどを指摘し、「技術人材を尊重して待遇する文化が定着してこそ、若い世代が関心を持つのではないか」と訴えたという。

その他、記事はペ代表の「技術は磨くほど熟練度が高まり一生の資産になる」「職業高校の生徒や父兄、教師らに対する、技術現場の姿や価値への認識改善教育が必要」との言葉を紹介しつつ、「基幹産業の現場に若い世代が参入するためには、技術人材に対する認識改善と産業のビジョンの提示が並行されなければならない」と伝えている。

これを受け、韓国のネット上では「韓国は輸出で稼いでいる国なのに、エンジニアの研究員を冷遇する非常識な国。呆れた」「(韓国の未来が)心配。いっつも弁護士、医者、公務員ばかり(が人気)」「経歴10年のベテランと外国人労働者が同じ最低賃金をもらう韓国で技術を学びたい人などいると思う?」「技能五輪国際大会のメダリストが、入社10年後に別の仕事をしてた…」など韓国の現状に対する嘆き節が多く寄せられている。

また、「公務員の増員なんていいから、技術者をはじめとする理工系の待遇をよくして」「ドイツのように、技術があれば高卒でも能力で待遇される社会になってこそ、技術強国になれる」と願う声もあちこちから上がっている。(翻訳・編集/松村)
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