“北朝鮮と韓国の国旗取り違え”五輪前哨の失態、「すぐ謝罪できる英国人に拍手」の声も―中国版ツイッター

Record China    2012年7月26日(木) 19時56分

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25日夜(現地時間)、ロンドン五輪サッカー女子の予選競技会場で、北朝鮮と韓国の国旗を間違えて表示するというミスが発生。政治的にもきわどい過失だったため、騒動が大きくなってしまった。写真は2012年2月、中国・重慶市で行われたサッカー女子北朝鮮対韓国戦。

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2012年7月25日夜(現地時間=以下同)、すでに予選を開始しているロンドン五輪サッカー女子の競技会場で、出場国の国旗を間違えて表示するというミスが発生した。しかも、北朝鮮の試合に韓国の国旗を掲示するという政治的にもきわどい過失だったため、騒動が大きくなってしまった。中国新聞社の報道。

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25日午後7時45分、サッカー女子1次リーグのグループG北朝鮮対コロンビア戦。試合前、フィールド中央のスクリーンで北朝鮮代表の選手紹介をしている際、誤って韓国の国旗が表示された。これに怒りを隠せない北朝鮮代表らはフィールドから退場。ロンドン五輪組織委による謝罪を経て、試合は1時間15分後の午後9時にようやくスタート。結果、北朝鮮が2対0でコロンビアを下した。

この騒動について、“中国版ツイッター”と呼ばれる簡易投稿サイトにも多くの反響が寄せられている。その多くは怒りに満ちた声。また、強硬に抗議の姿勢を示した北朝鮮の選手らに対して「やるね」「気骨がある」「スポーツに政治を持ち込まれて、民族の気概を見せつけた」と賛辞が送られている。もちろん、この騒動に対する見方はさまざま。他には以下のような声が寄せられた。

「たとえば、台湾の代表試合に誤って中国の国旗を掲げられるのと同じことだね!そんなことされたら台湾は不快だろう?(注:台湾は五輪競技ではチャイニーズタイペイの呼称で出場)」

「国家を間違えて流した、違う国旗を掲揚してしまった…こういう目に遭うのって中国とか北朝鮮だけじゃない?アメリカに対してはこういうことはないよね?」

英国人(=五輪主催サイド)に拍手を送りたい。誤りをすぐさま認め、『もう再発させません』と宣言した。本来であれば、英国が北朝鮮を下に見る向きもあるかもしれない。ただし、自らが誤りを犯したならそれを認める勇気がある。では、北朝鮮は?誤りを正してもらい、謝罪をしてもらってもまだ十分でないと言っているではないか。はずかしいぞ」

「ロンドン五輪、開会前からいろいろなミスが出ているよね。入国管理職員や鉄道職員、タクシー運転手なんかがストを決行すると言われているし、選手村はベッドが小さすぎるとか、セキュリティーに不備があるとか。大丈夫かな?」(翻訳・編集/愛玉)

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