日本の高校生が四川大地震跡を見学、涙止まらず―中国メディア

Record China    2018年8月11日(土) 10時20分

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7日、中国日報網は、四川大地震の跡地を訪れた日本の高校生が涙を流したと報じた。写真は四川大地震の被災地。

2018年8月7日、中国日報網は、四川大地震(ブン川地震)の跡地を訪れた日本の高校生が涙を流したと報じた。

7月11日、駐新潟中国総領事館の主催により、日中交流イベントとして、東日本大震災を体験した宮城県の高校生23人が四川大地震遺跡を訪れ、地震によって崩れ落ちた現地の中学校校舎の跡地を見学した。

小学3年生の時に発生した東日本大震災で自宅のある東松島市が大津波に襲われる惨状を目の当たりにした仙台育英高校2年の女子生徒は校舎跡地を見学中、涙が止まらなかったという。「被災地は深い山の間にあって、当時の救助活動がとても難しかったんだろうなと想像できる。とてもつらい」「見た光景や感じたことを、友達に伝えたい」と語った。

また、他の生徒からは「人々がこの災害を忘れていってしまうのが怖い」「津波とはまた違う光景で、ショックを受けた」などの感想が聞かれた。

さらに、学校で建築構造に関する知識を学んだことがあるという宮城工業高校2年の女子生徒たちは「被災した校舎のうち、強度の低い部分が大きな損害を受けた。耐震対策の重要性を深く感じた」「7年前はまだ小さくて、東日本大震災発生時には何もできなかった。今後自分ができることは、災害が自分たちに与えた教訓に学んで伝えること」と話したという。(翻訳・編集/川尻

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