アニメフェス「動漫北京」が開幕、日本や韓国からも出展―中国

人民網日本語版    2018年8月9日(木) 16時10分

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7回目を迎えるアニメフェス「動漫北京(北京国際コミック・アニメーションフェスティバル)」が9日から12日にかけて北京国家コンベンションセンターで開催される。写真は南京のアニメ制作会社。

7回目を迎えるアニメフェス「動漫北京(北京国際コミック・アニメーションフェスティバル、BICAF)」が9日から12日にかけて北京国家コンベンションセンターで開催される。米国や日本、韓国など世界30以上の国と地域から、国際的にも有名なアニメ・コミックゲーム関連企業が北京に集結する。今回のイベントでは、アニメ、コミック、ゲームのインタラクティブ体験ブース、トップフォーラム、「金翼賞」の選考、アニメ・コミックゲームカーニバルという4種類の大型活動が行われる予定。人民日報が伝えた。

BICAF2018では、フォーラム講演、クリエーティブ新作の展示、新技術の成果発表、関連商品の販売、ファンミーティング、作品投票ランキング、映画・テレビ作品上映、パフォーマンスコンテスト、音楽パフォーマンス、演劇公演など約200項目のイベントが催される。世界30以上の国と地域から企業やサークル約700団体が、最新で、今最も人気のあるアニメ・コミックゲーム作品やプロジェクト約1000点を携えて出展するということで、イベント全体の規模・影響力ともに、歴代イベントの中で最高レベルに達するとみられている。

またBICAF2018では、北京アニメ・コミック産業協会が日本の映像産業振興機構と「文化コンテンツ産業発展戦略合意書」を取り交わすことになっており、これによりアニメ・コミックゲームオリジナル作品の国際協力を共同で推進し、双方の市場連携のために、スムーズかつスピーディーに情報交換を行うサービスサポートの提供、双方のアニメ・コミックゲーム人材の育成・交流を促進していく。

2017年、北京のアニメ・コミックゲーム産業企業の生産総額は627億元(約1兆円)に達し、2016年の521億元に比べ約20%増だった。オリジナル作品の研究開発企業によるオンラインゲーム輸出額は116億900万元(約1857億4400万円)、2016年の60億2000万元(約963億2000万円)に比べ93%増。BICAFは2012年に北京アニメ・コミック産業の発展成果のPRと展示、業界間交流・協力の促進、北京アニメ・コミック産業界全体の影響力・競争力向上を目的にスタート。7年間におよぶ発展と経験の蓄積を経て、同イベントは今や、北京アニメ・コミックゲーム分野における業界交流と製品紹介、科学技術展示、知的財産権取引、情報交流、アニメファン同士の相互交流活動のための質の高いプラットフォームとなっている。(提供/人民網日本語版・編集/KM)

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