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韓国の猛暑が軍にも大きな影響!ウール製ベレー帽着用の兵士「暑くて死にそう」と悲鳴、弾薬庫は爆発

配信日時:2018年8月12日(日) 15時0分
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日本同様、韓国で続く猛暑は精強を誇る陸軍にも大きな影響を与えている。ウール製のベレー帽を着用する兵士は「暑くて死にそう」と悲鳴を上げ、弾薬庫は爆発した。写真ソウルの子ども。

2018年8月9日、日本同様、猛暑が続く韓国。40度を超えるような連日の高温は、精強を誇る韓国軍にも大きな影響を与えている。ウール製のベレー帽を着用する陸軍の兵士は「暑くて死にそう」と悲鳴を上げ、弾薬庫は爆発。弾薬庫の屋根に覆いをかけて水をまくなどの対応に追われている。

朝鮮日報によると、海軍、空軍と海兵隊では戦闘帽としてツバ付きの帽子を使用しているが、陸軍は2011年11月からツバなしのベレー帽を使い始めた。当時、陸軍は「ベレー帽は強靭(きょうじん)なイメージを与える」と説明していた。

ところがベレー帽に変更した直後から「頭に汗をかき、日差しを遮らなくて目がまぶしい」といった声が続出。ベレー帽の素材はウール100%で通気性が良くない上、頭と接する部分は革なので吸汗性がないという。ある陸軍兵士は「近ごろのような暑さの中でベレー帽をかぶって外出すると、まるで頭を洗ったみたいに髪が汗まみれになる」と、こぼしている。

01年からベレー帽を使っていた米陸軍は11年に将兵の好みを調査し、その結果に基づいて再びツバ付きの戦闘帽へと戻した。韓国陸軍の関係者は「現在、ツバ付きの戦闘帽を開発中。この戦闘帽をベレー帽と共に使えるようにする案を考えている」と話しているが、猛暑で検討作業が加速されそうだ。

一方、2日朝に爆発したのは、京畿道安養市博達洞にある韓国軍の弾薬庫。事故があった部隊は「陸軍砲兵の2用途向上型通常砲弾(DPICM)の射撃に使われる装薬が高温のため化学反応を起こして爆発したと推定される」と発表した。人的被害はなかったが、付近の弾薬庫に保管してあったダイナマイト、白燐(はくりん)弾、装薬などに引火したら大惨事になっていたところだった。

韓国軍が運用している弾薬庫のほとんどが、一般的なれんが造りの建物と同じ「地上型弾薬庫」だという点も、猛暑に弱い要因に挙げられている。地上型弾薬庫は建設費や維持費が安い半面、温度や湿度を一定に保つのが難しい。人工的に山を造る「イグルー型(ドーム型)弾薬庫」や、最初から地下に建設する「洞窟型弾薬庫」もあるが、予算の問題であまり多くは建てられなかったといわれる。

軍当局は「こうした猛暑が毎年続いたら、弾薬の爆発事故の危険性が強まるだけでなく温度・湿度に敏感な弾薬の性能にも問題が生じ、戦時の任務遂行に支障を来すことになる」と事態を重視。事故から3日たった5日、「気温が35度以上に上昇した場合は、弾薬火薬の安全性確保のため弾薬庫の屋根に覆いをかけて水をまかなければならない」などの猛暑対策を取りあえずまとめた。(編集/日向)

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