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オスプレイが尖閣を守る?沖縄県民「中国の脅威より米軍基地そのものが問題」―香港紙

配信日時:2012年7月26日(木) 5時0分
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23日、米軍の輸送機MV22オスプレイ12機が米軍岩国基地に搬入された。今後の配備先となる普天間飛行場のある沖縄では、尖閣諸島を共同で防衛するためという名目の下とはいえ、複雑な思いを抱える県民が多い。香港紙が報じた。写真は沖縄県石垣市。
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2012年7月23日、米軍の垂直離着陸輸送機MV22オスプレイ12機が米軍岩国基地(山口県岩国市)に搬入された。これは米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)に配備される予定だが、これは尖閣諸島(中国名:釣魚島)を共同で防衛するためでもあると日米両国の官僚とメディアが示している。

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日本の国防力を高め、人道援助や災害時救援力として有用であるとの名目。さらに、日中間の緊張を高めている尖閣問題の渦中にある現状においても、「岩国市民や沖縄県民の思いは複雑だ」と香港紙・信報は報じる。日本本土で予定されている低空飛行訓練や、これまで開発段階を含めた墜落事故の履歴が地元民に不安を与えているのだ。とくに今年4月以降、同型機は2回も墜落事故を起こしている。

同紙は続けて「沖縄にとって、米軍基地問題は戦後の傷跡である」とした。冷戦時代には対ソ連の重要戦略拠点だった沖縄の米軍基地。そして現在は、米国によるアジア太平洋地域の覇権争いに協力し、中国を抑制するための役割を担っている。しかしながら、当の沖縄県民の多くは現在、急速に台頭する中国を“脅威”とは感じておらず、むしろ米軍基地の長期駐留を苦々しく思っている。これはウィキリークスが公開した米大使館による電報にも記されている。

琉球大学の林泉忠(リム・チュアンティオン)准教授が2005年に行った「沖縄住民のアイデンティティー調査」では、沖縄県民のじつに4割が「わたしは沖縄人であり日本人ではない」と認識している。国家利益と対中政策に気をとられ、地元民の感情を軽視する日本は相変わらず米軍に沖縄の地を提供し、沖縄県民の不安と不満を煽っている。今回のオスプレイ問題は単に、以前からずっと潜在していた地方と政府間の不和が表面化しただけの話である。(翻訳・編集/愛玉)

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