22世紀に地球上から韓国人が消える?日本より深刻な韓国の高齢化

Record China    2018年9月5日(水) 16時20分

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5日、韓国は昨年、総人口のうち65歳以上の割合が14.2%を記録し、「高齢社会」へ突入した。写真は韓国民族村。

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2018年9月5日、韓国は昨年、総人口のうち65歳以上の割合が14.2%を記録し、「高齢社会」へ突入した。

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韓国メディア・ヘラルド経済などによると、韓国の高齢化は他国に比べ非常に速く、高齢化社会から高齢社会になるまでにかかった年数は17年。これは、日本の24年より7年早い。一方で15~64歳の生産年齢人口は減少している。特に14歳以下の減少は深刻で、この傾向が続くと、2026年には超高齢社会に突入、さらに60年には韓国の高齢化が日本を追い抜くとの予想も出ているという。

韓国内外の複数の機関が「22世紀に地球上から真っ先に消える国は韓国」と指摘しているのもそのためだ。06年に英オックスフォード人口問題研究所が初めて「人口減少により消滅する最初の国は韓国」と発表して以降、国連未来フォーラム(09年)、サムスン経済研究所(10年)、国会立法調査処(14年)も同様の分析結果を発表している。

人口減少がもたらすさまざまな問題のうち、真っ先に浮かぶものが「国家財政の破綻」。韓国国会の予算政策処によると、現在の少子高齢化が続く場合、韓国政府は15年後の33年に国家財政破綻の危機に直面し、60年には潜在成長率が0.8%に低下するという。

漢陽大のチョン・ヨンス教授は、少子高齢化による人口変化の衝撃を地震に例えて「人口減少が韓国社会にM(マグニチュード)9.0に達する前代未聞の衝撃的な災害をもたらす。このままでは韓国の持続可能性は保障されない」と忠告している。(翻訳・編集/堂本

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