2012年7月23日、中国江蘇省常州市で、ペットとして飼っている「黄金のニシキヘビ」を公園内の人工湖で泳がせた男性がネット上で紹介され、話題を呼んでいる。江蘇省南京市の夕刊紙・金陵晩報が伝えた。

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「黄金のニシキヘビ」が泳いでいたのは市内武進区にある新天地公園の人工湖。地元ネットユーザーの唐（タン）さんが掲示板に画像を投稿した。唐さんは18日午後6時30分（現地時間）ごろ、父親と弟の3人で公園内を散歩していたところ、人だかりを発見。近づいてみると、「黄金のニシキヘビ」を首に巻きつけた男性が歩いていた。

男性はその後、ヘビを人工湖に放り込んだ。ヘビはしばらく泳ぎを楽しんだようだったが、数分もしないうちに岸に上がろうとする。だが、男性は「もう少し泳げ」と言わんばかりにヘビを再び湖へ。ところが、水の冷たさがお気に召さなかったのか、ヘビは「もう泳ぎたくない」とご機嫌斜めに。そこで男性は仕方なく岸に上げ、タオルで体を拭いた。

男性によると、暑くなってきたのでヘビに涼を取らせようと公園にやって来た。「毒も持っていないし、おとなしいから」と話している。これに対し、ネット上では男性を「超スゴイ！」、ヘビを「超キレイ！」と大絶賛。わずか1日でアクセス数は2万4000回を超え、コメントは300件以上に上った。

だが、市内の動物園「淹城野生動物世界」の飼育員は、「ニシキヘビはめったに人を攻撃しないが、危険性が全くないわけではない。公共の場に連れて行くのはどうか」と苦言を呈している。（翻訳・編集/NN）