中国で捨てられ外国人に引き取られた子ども、肉親探しは困難―スペインメディア

配信日時:2018年8月8日(水) 23時40分
中国で捨てられ外国人に引き取られた子ども、肉親探しは困難
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スペインの通信社EFEは5日、「中国で捨てられ外国人が引き取って育てた子どもたちの肉親探しは困難」とする記事を掲載した。資料写真。
2018年8月7日、中国紙・参考消息(電子版)によると、スペインの通信社EFEは5日、「中国で捨てられ外国人が引き取って育てた子どもたちの肉親探しは困難」とする記事を掲載した。以下はその概要。

中国で生まれた子どもを養子に迎えるという世界的なブームが起きてから20年がたち、数十人の若者が肉親探しのため中国に戻っている。だがそれはほとんど達成することが不可能な任務だ。

子どものできない米国人に中国人の赤ちゃんとの養子縁組を斡旋する米非営利団体CCAIの共同創設者兼代表、ジョシュア・ジョン氏は「こうした女の子たちは少数ではない。彼女たちは成長し、実の両親を懐かしみ、実の兄弟姉妹に会い、『自分はとてもうまくやっている』と告げることを願っている」と話す。

中国で1990年代初めに国際的な養子縁組を認める法律が施行されて以降、外国人に引き取られた子どもの多くが女の子であり、その大多数が捨てられた子どもだ。

ジョン氏は留学先の米国でCCAIの創設に尽力した。CCAIは92年の創立以来、1万3000人組の養子縁組をサポートしてきた。ジョン氏は「こうした子どもたちの多くは捨てられたのであり、両親は健在である可能性が高い。彼女たちが自分が生まれた土地に行きたいと考える理由はそこにある。自分と血のつながった人がどこにいるかを知りたいというのは、とても基本的な願いだ」と話す。

95年に江西省南昌市の鉄道駅に捨てられ、今年22歳になったキャスリン・フリーさんは今夏、養母と共に出生地を訪れた。数カ月暮らした孤児院にも足を運んだが、実の両親を探し出すことはかなわなかった。

中国を訪れて肉親探しをする人たちは、DNAデータベースなどのツールがないため、一般に広告やソーシャルメディアを利用する。

ジョン氏は「このような肉親探しの道は非常に困難だ。関連する記録がほとんどないため、成功する人はほとんどいない。最も効果的な方法はDNA鑑定だ。われわれは若者たちにサンプル採取を受けることを奨励しているが、問題は中国ではDNAデータベースがほとんどないことだ」と説明する。「こうした子どもたちが苦しみから一日も早く抜け出せるよう、より多くのDNAデータベース構築が待たれる」とジョン氏は話す。(翻訳・編集/柳川)
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