中国で服役中の韓国人受刑者42人が中国語検定に集団参加、費用は刑務所側が全額負担―韓国メディア

Record China    2012年7月23日(月) 13時20分

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19日、中国遼寧省瀋陽市の刑務所に服役中の韓国籍受刑者42人が、中国政府公認の中国語検定試験に集団で参加する。その費用は刑務所側が全額負担するという。写真は瀋陽の刑務所。

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2012年7月19日、韓国の聯合ニュースによると、中国遼寧省瀋陽市の刑務所に服役中の韓国籍受刑者42人が、集団で中国政府公認の中国語検定試験・漢語水平考試(HSK)に参加するという。21日付で環球時報(電子版)が伝えた。

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在瀋陽韓国領事館によると、遼寧省瀋陽第2刑務所に服役中の韓国籍受刑者82人のうち、42人が同刑務所内で実施される中国語検定試験に参加。今回の試験は韓国籍受刑者に対する中国当局による特別な配慮であり、彼らの中国語に関する知識向上に役立つものとしている。

同刑務所では韓国籍受刑者に対し中国語だけでなく、中国の法律や歴史、文化に関する教育も実施している。韓国領事館の関係者は「数年前に上海の刑務所で韓国人受刑者1人を含む外国人受刑者4人が中国語検定を受けたことがあるが、これほど大人数での参加は初めて」と話す。中国の刑務所と中国語検定の主催者である中国国家漢語弁公室との協議の結果、刑務所内での受験が認められ、刑務所側が参加費用を全額負担することになった。なお、昨年末の時点で中国国内の刑務所に313人の韓国籍受刑者が服役している。(翻訳・編集/本郷)



   

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