ベトナム首都で再び反中デモ、市内中心部の交通がマヒ―仏メディア

Record China    2012年7月23日(月) 11時11分

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22日、南シナ海の領有権争いなどから、ベトナムの首都・ハノイで再び中国に抗議するデモが行われた。今回のデモは今月に入って3回目となる。写真はベトナム。

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2012年7月22日、AP通信によると、南シナ海の領有権争いなどから、ベトナムの首都・ハノイで同日、再び中国に抗議するデモが行われた。参加者は約200人で、デモは今月に入って3回目となる。環球時報(電子版)が伝えた。

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報道によると、デモ参加者は「中国の侵略を許すな」というスローガンを掲げながら中国大使館前に向かってデモ行進を行った。デモが行われていた間に市内中心部のホアンキエム湖周辺が一時交通マヒに陥った。デモ参加者に逮捕者は出ていないと、見物していた人が話している。

ベトナムとフィリピンは「南シナ海における中国の行動がますます攻撃的になっている」と中国政府を非難しており、フィリピンのみならず中越関係も悪化し始めている。ベトナムは6月に一部の法律を通じて南沙(スプラトリー)諸島を自国の領土だと主張して中国政府の反発を招いたが、中国の国有企業である中国海洋石油総公司がその後海外企業と協力して問題となっている南シナ海におけるガス田開発を行うことを発表してベトナムの反発を買っている。

なお、ベトナムではデモ活動はあまり行われない。2011年に行われた反中国デモが初めて正式な許可を得て行われたが、その後デモ活動への締め付けが厳しくなり、10人余りの逮捕者が出ている。(翻訳・編集/岡田)

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