人民網日本語版 2018年8月7日(火) 1時50分
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吉林省長春市の「中日交流ウイーク」関連のイベントが1日、正式にスタートした。資料写真。
吉林省長春市の「中日交流ウイーク」関連のイベントが1日、正式にスタートした。同日午後に開催された記念セレモニーでは、長春市人民政府外事弁公室の斎国華主任と岩手県金ケ崎町の小野寺正徳副町長が、両市・町の友好交流を一層促進するための枠組み協定に調印した。その内容は、行政や民間交流、文化・スポーツ交流、経済貿易協力、産業協力、教育交流、情報交流などの領域をカバーしている。今年は日中平和友好条約締結40周年で、さらには長春市と金ケ崎町の友好都市締結30周年にも当たる。中国新聞網が伝えた。
7月31日から、小野寺副町長や伊藤雅章議長を筆頭として、政府、経済、町民の代表からなる代表団が長春市の招きに応じて、同市の公式友好訪問を始めた。訪問中には、両市・町は長春市「中日交流ウイーク」関連のイベントや長春市と金ケ崎町の友好都市締結30周年を祝う記念行事を共にスタートさせた。
東北地方に位置する金ケ崎町は、農業や牧畜業が主な産業で、岩手県最大の工業パークやトヨタ自動車関東工場がある。小野寺副町長は、「近年、当町は自動車産業の発展に力を注いでいる。この面で、『自動車の街』と呼ばれている長春市には豊富な経験がある。両町・市が今後、自動車産業の分野で積極的に協力を展開することを願っている」と述べた。
金ケ崎町の代表団のうち、長春市訪問が今回5度目となる80代の女性・尾田さんは、「30年前に長春の方が当町で太極拳を普及させるための活動を始められてから、私は現在に至るまで太極拳を続けている。このような交流の成果は他にもたくさんある。現在、当町に住む外国人のなかで最も多いのが中国人だ」と話す。
長春訪問中、金ケ崎町の代表団は長春市の教育、コミュニティーなどの分野の担当者とも深い交流を展開するほか、貿易プロジェクトのマッチングも行うという。(提供/人民網日本語版・編集/KN)
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