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韓国セウォル号事件に新事実!「救助ヘリに乗ったのは負傷者ではなく警察幹部」

配信日時:2019年11月1日(金) 14時10分
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31日、韓国・マネートゥデイなどによると、セウォル号の沈没事故を調査している特別調査委員会が記者懇談会を開き、犠牲者の1人である男子生徒の救助過程でミスがあり病院への移送が遅れたと明らかにした。写真はセウォル号犠牲者を追悼するイラスト。

2019年10月31日、韓国・マネートゥデイなどによると、2014年の修学旅行生などを乗せた韓国旅客船セウォル号の沈没事故を調査している特別調査委員会が同日午前10時にソウルで記者懇談会を開き、犠牲者の1人である男子生徒の救助過程に過失があり病院への移送が遅れたと明らかにした。

同委員会が公開した映像と調査結果によると、事故当日の午後5時24分ごろ発見された男子生徒は海洋警察の船に移送され救急処置を受けた。その後午後5時35分ごろ遠隔医療システムで男子生徒の状態を確認した近隣病院の救急チームは病院へ移送するよう海洋警察に指示した。指示を受けた海洋警察はヘリコプターを待機させた。しかし、男子生徒は船を3回乗り継ぎ発見から4時間41分が経過した午後10時5分ごろに病院に到着したという。

同委員会は「男子生徒を移送するべきヘリコプターは海洋警察の幹部らの移動に使われた」とし、「生存の可能性は極めて低かったが、救助後すぐに病院へ移送し処置をするのが最も適切だった」と指摘した。同委員会のムン・ホスン小委員長は「大型災害の現場では負傷者を迅速に病院へ移送し死亡が確認されるまで治療に尽力することになっている」とし「救助の原則を守らなかったことによってあってはならないことが起きた」と話したという。

これにセウォル号の遺族からは非難の声が上がっている。セウォル号遺族協議会のジャン・フン運営委員長は「海洋警察は救うことのできたかもしれない命を殺した」「政府は徹底的にこの事実について捜査し処罰を科すべきだ」と訴えたという。

このニュースに韓国のネットユーザーから「再捜査をするべきだ」「真実を隠ぺいするために犠牲者のことは後回しになっていただろう。徹底的に調査するべきだ」「必ず捜査をするべきだ。なぜ海洋警察がヘリを使わなかったのか、誰が船での移送を命じたのか」「そろそろしっかり調査をするべきでは?文在寅(ムン・ジェイン)政権は毎年のように真実を明らかにするって言っておきながら毎年同じようなニュースばかりだ」など捜査を求める声が上がっている。

また、「海洋警察のシステムに問題があったのでは」「文政権は捜査に非協力的で消極的だ」「このような事故への対応策がなかったことが問題だ」「文政権は捜査をしたけど結論をうやむやにしたのは問題だ」などと指摘する声も上がっている。(翻訳・編集/長居)

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