気象衛星「風雲2号H星」、東経79度に到達

人民網日本語版    2018年8月3日(金) 15時40分

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国家衛星気象センターの魏彩英副主任は2日、中国気象局の記者会見で、「中国の風雲2号H星は7月28日、東経79度地点に順調に到達した。現在すでに観測された地球全体の画像を入手している。画像は鮮明かつ高品質で、衛星の運行状態は安定している」と述べた。

国家衛星気象センターの魏彩英副主任は2日、中国気象局の記者会見で、「中国の風雲2号H星は7月28日、東経79度地点に順調に到達した。現在すでに観測された地球全体の画像を入手している。画像は鮮明かつ高品質で、衛星の運行状態は安定している」と述べた。新華社が伝えた。

今年6月5日午後9時7分、風雲2号H星は西昌衛星発射センターから打ち上げられた。中国第1世代静止軌道衛星の最後の1基である同衛星の位置は、従来の東経86.5度から東経79度に変更された。同衛星は今後、中国の気象システムの観測能力を高め、かつ「一帯一路」(the Belt and Road)沿線諸国に気象予報、防災・減災などの観測サービスを提供する。

同衛星は高度3万6000キロの地球同期軌道を運行している。主要ペイロードは走査放射計、宇宙環境観測装置。利用者に可視光・赤外線・水蒸気雲図、宇宙気象、衛星の置かれている宇宙環境に関する商品をリアルタイムで提供する。

魏氏は、「風雲気象衛星は世界気象機関から世界業務応用気象衛星に指定されており、世界総合地球観測システムの重要なメンバー、国際災害チャータの当直衛星になっている。世界の80数カ国・地域及び国内の2500社以上の利用者に、衛星資料・商品を提供している」と述べた。(編集YF)

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