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18日、中国・遼寧省瀋陽市の餃子店は多くの人で賑わっていた。この日は夏の最も暑い時期である三伏の初伏の初日で、瀋陽では初伏に餃子を食べる風習がある。
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2012年7月18日、中国・遼寧省瀋陽市の餃子店は多くの人で賑わっていた。この日は夏の最も暑い時期である三伏の初伏の初日で、瀋陽では初伏に餃子を食べる風習がある。瀋陽日報が伝えた。
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三伏は、初伏と中伏、末伏の3つがあり、毎年小暑から大暑間にそれぞれ10日間、合わせて30日ある。2012年の三伏は7月18日に初伏が始まり、8月16日に末伏の最終日を迎える。
瀋陽の人たちがこの時期に餃子を食べるのには、「元宝蔵福(元宝=古代貨幣として使用された金銀、蔵=隠れる、福=中国読みで伏と同音)」という意味が込められ、餃子の形が元宝に似ていることから、この時期は特に好まれる。
また、中国がまだ貧しかった時代、餃子は頻繁に食べられないご馳走で、暑さ厳しく食欲も減りがちになるこの時期を乗り切るためにも食べられていた。今は多くの人にとって餃子はご馳走ではなくなったものの、昔ながらの伝統は脈々と受け継がれている。(翻訳・編集/内山)
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