写真に残された最後の笑顔―地質調査実習中の大学院生と教師が土石流に巻き込まれ4人死亡

配信日時:2018年8月3日(金) 1時20分
写真に残された最後の笑顔―地質調査中の学生教師4人が土石流で死亡
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四川省成都市に本部を置く西南石油大学地球科学与技術学院の大学院生4人と指導教師1人が新疆ウイグル自治区内で地質調査の実習中に土石流に巻き込まれ、学生3人と教師1人の計4人が死亡した。学生1人は負傷したが命に別状ないという。
四川省成都市に本部を置く西南石油大学地球科学与技術学院の大学院生4人と指導教師1人が新疆ウイグル自治区内で地質調査の実習中に土石流に巻き込まれ、学生3人と教師1人の計4人が死亡した。学生1人は負傷したが命に別条ないという。

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5人は新疆ウイグル自治区西部のアクス地区オンスー県で地質調査の実習を行っていた。7月30日午後7時(日本時間同日午後8時)ごろに土石流に巻き込まれたという。中国では北京市の位置を基準に東経120度の時刻を標準時として全国統一で使っている。オンスー県の経度はスリランカとほぼ同じ東経約80度で、実際には北京時間と2時間半程度の時差がある。そのため土石流発生は十分に明るい時間帯に発生したと考えられる。

学生と教師が土石流に巻き込まれた具体的な状況は伝えられていいない。8月1日午前までに、教師(准教授・女性・38歳)と23歳と24歳の女子学生、24歳の男子学生に遺体が収用されたという。24歳の男子学生1人は負傷して治療を受けているが、命に別条はないと伝えられた。

死亡した准教授は複雑な地質構造と変形のメカニズムなどを専門としており、国家の重要研究プロジェクトにもしばしば参加し国内外の専門誌でも多くの論文が掲載されるなどの実績があったという。

中国メディアの新浪網などは、5人が事故直前に撮影したとされる写真を掲載した。厳しい状況下で実習を行う様子や、休憩時に撮影したとみられる5人の集合写真などがある。学生1人が現地の常食である「ナン」と呼ばれるパンを持っている写真もある。思わぬ事故で、優秀な若い5人の命が奪われることになった。(翻訳・編集/如月隼人
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