韓国から来た過激ファン文化「私生飯」、人気タレントたちが苦悩=女性ファンのセクハラ行為も―中国

Record China    2018年8月3日(金) 11時0分

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1日、芸能人の私生活にまで入り込むストーカーまがいのファン「私生飯」の行為がエスカレートし、人気タレントたちが次々に被害を訴える現状が続いている。

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2018年8月1日、芸能人の私生活にまで入り込むストーカーまがいのファン「私生飯」の行為がエスカレートし、人気タレントたちが次々に被害を訴える現状が続いている。中国時報が伝えた。

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「私生飯」とは、好きな芸能人の私生活にまで踏み込むファンを指す言葉。この常軌を逸した”追っかけ”の起源は、韓国で「サセン」と呼ばれる異常ファンの行動であり、これが韓流人気に乗って中国へ入り込み、どんどんと増殖させている。

過去にはロケ現場にやって来て黄色い声を上げたり、移動中の車を追いかけたりする程度だった“追っかけ”も近年ではエスカレート。今年に入ってブレークした俳優のチュー・イーロン朱一龍)や、アイドルグループNINE PERCENTのファン・チョンチョン范丞丞)はこのほど、空港でファンに囲まれて体を触られ、セクハラまがいの被害を受けたことも話題になった。

こういった「私生飯」に対し、最近では男性芸能人たちが次々に被害を訴え、自制を求めることが続いている。人気ユニットTFBOYSイー・ヤンチェンシー(易[火羊]千璽)はこのほど、声明文を公開して私生活にまで踏み込むファンに警告。歌手で俳優のルハン(鹿[日含])もSNSを通じ、再三の呼び掛けを行っている。

エスカレートする「私生飯」たちの行為だが、ファンの数は人気のバロメーターでもあり、タレントや芸能事務所も強硬な対抗姿勢を見せることができず。現状では自制を呼び掛けるのが最大の防御となっているようだ。(翻訳・編集/Mathilda

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