スマホが不振のサムスン、高まる「半導体依存」に懸念の声

配信日時:2018年8月3日(金) 6時20分
スマホが不振のサムスン、高まる「半導体依存」に懸念の声
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1日、韓国・朝鮮日報は、サムスン電子が第2四半期(4~6月)の決算を公表したことについて「サムスン電子、スマートフォン不振…半導体への依存がより高まる」との見出しで報じた。写真はサムスンのスマホ。
2018年8月1日、韓国・朝鮮日報は、サムスン電子が第2四半期(4~6月)の決算を公表したことについて「サムスン電子、スマートフォン不振…半導体への依存がより高まる」との見出しで報じた。

記事によると、サムスン電子の第2四半期の売り上げは58兆4800億ウォン(約5兆8480億円)、営業利益は14兆8700億ウォン(約1兆4870億円)を記録した。これは前回より売り上りげが3%、営業利益が5%減少した数字。サムスンは前年第2四半期以降4期連続で新記録を更新してきたが、今回の成績によりストップしたことになる。

サムスン電子側は、主力のスマートフォンのギャラクシーS9の販売量が予想を下回ったためにスマホ事業の実績が大幅に減少したと分析している。スマホ事業を担当する無線事業部の第2四半期の売り上りげは24兆ウォン(約2兆4000億円)、営業利益は2兆6700億ウォン(約2670億円)にとどまり、1年前と比較すると売り上げが20%、営業利益が34%減少した。背景には「前作と変わらない」という批判や、アップルやファーウェイ、小米科技(シャオミ)などとの競争激化が挙げられるという。

一方、半導体事業では史上最高の11兆6100億ウォン(約1兆1610億円)の営業利益を記録した。これにより業績の減速幅を減らしたというが、記事では「全体営業利益の78%を半導体が占めており、半導体依存が深刻になっている」と伝えている。

これを受け、韓国のネットユーザーからは「不振の理由は、毎回同じようなデザインなのに価格が100万ウォン(約10万円)台だから。だったら今持ってるスマホを壊れるまで使った方がマシ」「予想できたこと。スマホの本体価格は上がるのに技術開発は後回しだから」と「高過ぎる値段」を指摘するコメントが目立ち、中には「携帯は1~2年以内に中国に抜かされる。そうなったらサムスンは半導体だけでやっていくしかない」と警鐘を鳴らす声も上がっている。

一方で「でもサムスンが韓国企業でよかった」「サムスンがもっとうまくいきますように」と擁護派からの意見も。あるユーザーからは「20年前のソニーが今のサムスン。ソニーの現在を見ると、サムスンも今後の選択が生存に関わる」と主張するコメントも寄せられた。(翻訳・編集/松村)
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